かこにっき
2001.6.1〜15


下にまいります まんなかへんに降りる






2001.6.1(FRI)
最高気温:27℃ 最低気温:23℃ 湿度:70% 天候:はれ
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルMF+日清モルフード:計4g、こりこりコーン1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜2くき(+むぎ:乳玉2個、ひまわりの種1個 ちび:オリエンタルMF4g、こりこりコーン2g、もりもり野菜2g)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、そうめん紙箱、はっか油紙箱
わたしごはん:野菜スープ雑炊、トマト&きゅうり&はるさめのごまサラダ、はすの実としいたけのスープ、ゆで鶏と大根の和え物、ひややっこ など
ごはんごはん

コドモらが、明らかに固形物をたべるようになってきている。
前回もそうだったが、開眼すると、じきに離乳だ。
まだ乳も平行して飲んでいるが、砕いたペレットや干し野菜を積極的にかじっている姿が見られる。
まだ、えさ替えの時にすぐに寄ってくる、というほど「ゴハン」を認識しているわけではなく、気が向いたときにえさ鉢に入って三々五々たべる、という感じだが、にんじんや小松菜をちびちびかじる姿は、ほんとうにねずみらしくなってきた。
中には塩土を気に入ってずっとかじっている者もいる。塩分が気になるので、入れっぱなしはよくないかと思い、とりあえずはずしておいた。

そろそろミルワームの味もおしえてやろうか、と思い立ち、冷蔵庫に入れっぱなしになっていたミル箱を取り出してみた。

……ぎゃっ。

と心で叫ぶほど、奴らは成長し、増えている。
水分補給に、と入れておいた青菜がカラカラになるほどほっておいたのに、この生命力はどうだ。
敷き材をふるいわけ、新たに配合したミルワーム強化敷き材に替える。
1週間ほどこの敷き材で栄養強化してから与えるつもり。
ちなみに強化敷き材の配合は、

ふすま…大さじ5
ペットミルク…大さじ2
きな粉…大さじ3
粉砕ペレット…8個分
粉砕ビオフェルミン…5粒分


である。これに、保湿用の大根葉をひとくき入れる。

まめが給水器をこわしてしまったため、予備のものを入れる。
早速パンチングするまめ。
うっぷんがたまりまくっている。
まめは、ガラスの向こうにいる、いとしくかわゆいものを知っているのだ。
ごはんを食べながら、じっとガラスの向こうを眺めていたりする。
そして、思わずごはんを取り落としたりも、する。

ムーシュは、何が気にくわないのか、ココハウスに詰めてあった巣材を全部出してしまった。
しかも、ここのところ寝床が一定しない。
あちこちに巣を構えては崩し、また作り替えたりする。
落ち着かないこのごろなのである。

給水器の中身をたんぽぽティーにしてから、ねずみたちはたくさん飲むようになった。
そして当然、尿量も増えた。
育児に疲れるむぎをおもんぱかって、むぎのところだけ1日2回砂替えをしてあげていたのだが、まめやムーシュのもついでに取り替えることが多くなった。
砂がびっしょりなのだ。
ちょっと君ら、しすぎですよ。
まあ、出なくて体に毒素がたまるより、じゃーじゃーしてきれいにした方がいいのでしょうが。
ほんとに先祖は砂漠にいたのだろうか、と邪推する。

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化粧水の材料を求めに、漢方薬局に行く。
以前住んでいた町の商店街にある、小さな漢方薬局だ。
ネット検索したところ、この店が見つかり、メールで問い合わせたところ、少量でも分けてくれるとのことだったので、訪ねてみたのだ。
薬剤師さんは意外に若く、しんせつに対応してくれた。
漢方薬局というと、なんだかヨーダ様のような古老が暗い店の奥にうずくまっていて、妖しいニオイのする薬を薬研でごぅりごぅりと挽いている…という摩訶不思議なイメージだったのだが、もっと薬局っぽくて、意外と入りやすかった。
ボタンピ、ソウハクヒ、ヨクイニン、ウワウルシなどを買い求める。
ヨクイニンというのは、はとむぎのことであった。
お茶にもおいしそうである。


しっとり
黒目ちゃん
もう
わやくちゃ
角が
おきにいり
トイレに
ぎゅむぎゅむ
ママと
すなあそび
喰われるー そのころ
ムーシュは…
あばれんぼう
まめちゃん

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.2(SAT)
最高気温:27℃ 最低気温:23℃ 湿度:62% 天候:はれ
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルMF+ニッパイプチラビットフード:計4g、モルト1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜2くき(+むぎ:乳玉2個、おやつにむぎをまぜました1個 ちび:オリエンタルMF4g、モルト1g、もりもり野菜2g)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯、練り歯磨きの紙箱
わたしごはん:はすの実としいたけのスープ、ねぎと卵の炒飯、キーマカレー、ゆでじゃがいも、せんキャベツ など
私の耳は貝の耳 海の響きをなつかしむ
        (〜コクトー・『コキーユ』より)


スナネズミの耳は、さくら貝か、花びらに似ている。
薄くやわらかで、透けている。
そして、入り口にはみっしりと毛が生えている。
掘った砂が耳に入らないように、だそうである。
ではこの薄く愛らしい耳はなんのためなのか。
ここを通って、どんな音が聞こえているのか。

ちびどもは、どんどんねずみになってきた。
股関節が全開になるところがしばしばカエルっぽいが、しっぽもずんずん太くなり、鼻先をひくつかせたりするさまはもういっぱしのねずみだ。
体重を量ったところ、皆一律に17gであった。うつくしい。
今日は、おもちゃに新しい稲ワラを入れた。
ママはもちろんのこと、ちびどももいっせいに駆け寄ってきてカジカジする。
まだ効率は悪いが、確実にワラを噛みきっている。
菜っぱも、ちびちびとかじっている。
でもまだお乳もちょっと吸うのだった。

ちびの中に、ひとりだけやけに個性的な子がいる。
アプリコットの松(仮名)である。
個人行動が多く、みんながまとまって眠っているときに、ひとりだけ半壊した巣箱や砂場で遊んでいる。
いさましくママのしっぽにかじりついていったり、私の指にくんくんと鼻を近づけて来たりする。
今後の成長がたのしみである。

コドモの性別を確かめたいのだが、なかなか難しい。
しっぽをの付け根をつまんで持ち上げ、肛門と突起部分の距離をみる(広いのがオス、せまいのがメス)のだが、みんなちびなのでよくわからない。
もうちょっと育つと、オスはおたまさんが目立ってくるのでわかりやすいのだが…。
ノーマル茶の子は、おたまさんが黒いのでちびのうちからわかりやすい。
しかし、アプリコットやグレーなどの毛色の薄い子は、なかなかわかりづらいのだ。
前回は、ずっと女の子だと思っていたアプリコットの子に、しばらくしたらおたまさんが生えてきた。
仮名は「プリムローズ」だったのだが。プリムローズ、男の子でした。

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むかで再襲来。
ねずみのいない、居間の方。けっこうでかい。
寝ているときでなくて、よかった。早々に退治する。
ねずみが噛まれなくて、よかった。
しかし、同じ小さな生き物なのに、片やかわいいかわいいともてはやされ可愛がられ、片や「不快昆虫」というくくりですぐに殺されてしまう。
考えたかの違う人によっては、ねずみだって害獣だ。
ヒトの世界は、なんだかいろいろずるいことでいっぱいだ。

「はすの実としいたけのスープ」の作り方についてメールで質問が来たので、簡単に書いておく。

(1)はすの実30粒ほどは、ひと晩水に浸けてもどしておく。
干ししいたけ8枚は、水に浸けて数時間もどす。
鶏の手羽先・ねぎ・しょうがでスープをとっておく。
(2)スープ1リットルにはすの実・しいたけ(戻し汁も)を入れ、火にかけて30分ほど煮る。
(3)豚バラ肉の角切り100gを入れ、さらに20分煮る。
(4)青ネギを適当に切ったものを入れ、ニョクマム・塩・こしょうで味付けして、できあがり。


ベトナム風の汁物である。
コラーゲンたっぷりで、お肌にもよろし。
ビーフンを入れてもうまい。
はすの実は、中華食材を扱っている店で手に入る。


ママといっしょの
あまえたさんズ
むこうから
押し出されたの
さくらがいの
おみみ
ねどこでそっと
草をかむ
テレックス芯
かじりに
挑戦
ねむいのかね? もちゃ〜 松ちゃん
ひとりあぞび

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.3(SUN)
最高気温:27℃ 最低気温:23℃ 湿度:55% 天候:夏日
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルMF+イースターハムスターフード:計4g、ハトのえさ1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、サラダ菜2枚(+むぎ:乳玉2個、ひまわりの種1個 ちび:本日の大人1匹分)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯、エビオス錠の紙箱
わたしごはん:豚とそらまめのトマトスパゲティ、夏野菜と豆腐のごまサラダ、広島風お好み焼き など
軽すぎるのよねん

母子水槽に、回し車を入れる。
我が家の経験によると、ちびの好奇心旺盛な頃に導入すると、半数ぐらいの者が使うようになる。
スナはびびりが多いので、大きくなってから珍しいものを入れると、警戒して近寄らないこともあるのだ。
ムーシュの時など、回し車の方を極力見ないようにしていた。

回し車は、プラスチック製で、足場がはしごになっていない一体成形のもので、吸盤で水槽の壁面に取り付けることができる。
スタンド式だとすぐに倒してしまうし、はしご足場だとしっぽや足をはさんでけがをするおそれがある。
妹のところのねりぺちが使っているのとと同じものなのだが、吸盤式にはもうひとつ大きなメリットがある。
高い位置に付けると、その下を通れたりものを置けたりするので、水槽内が広く使えるのだ。
今はまだちびたちなので下の方に付けたが、育ってきたら徐々に位置を上げてみよう。

さて、回し車を取り付けてすぐには、皆びくびくして近寄ってこなかった。
とりあえず、ママが様子見に少しかじっていた。いやーっ! やめてーっ。
しかし、たいしてかじり心地がよくなかったせいか、すぐに興味を失ってテレックス芯の退治に戻っていった。
すると、今度はちびどもの登場である。
好奇心旺盛な「松」(仮名)と「は」(仮名)がてってこ近寄ってきて、車に飛び乗った。
とりあえず、ほよほよと角を掘ってみたりしている。
ほじほじしていると、自然と車が回りだして機能を覚えていくものなのだが、いかんせん、まだ彼らは軽すぎた。
ゆらゆらと、少し揺れるぐらいである。
かわいいなあ。

家畜飼料の研究をしていた友人、通称「Aせんせい」が、ねずみのごはんの一部の成分表を送ってくれた。
ねずみごはん成分表←これである。
なるほどやはり、ひまわりの種は脂肪分が高いのねー、とか、ひえって思ったより脂肪分高いのな、とか、なかなか興味深い。
今後の給餌の参考にすることにする。

子ねずみたちは、菜っぱを中心に順調に普通食を食べつつある。
見ている限り、もうお乳は1日に3回ぐらいしか飲んでいない。
給水器を使っている姿はまだ確認していないので、水分を取れるように野菜は欠かさないようにしようと思う。
しかし、だいぶ大きくなったコドモらがお乳を吸うさまはすさまじい。
もう、ママ浮いちゃう。「ままみこし」の再現である。
セイヤッセイヤッセイヤッセイヤッ!
うんざりしたママは、持ち上げられたままうとうとと舟をこいでいるのであった。
たくましいなあ。

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さくらともものパパが、彼女らに広い60cm水槽を買いたいと言うので、いっしょにホームセンターへ行く。
たまたまセールで\1,980のものがあるので、それを購入。
いっしょに、ハムボールも買っていた。帰宅後の報告によると、まだ慣れなくて使いこなせないらしい。
先日、金魚警報さんちのはむ嬢・はむはむ嬢が器用にハムボールを乗りこなす様子(ドリフト走行までする!)を見たばかりなので、興味津々。
向き不向きもあるだろうが、気に入って使ってくれれば運動量も増えよう。

ホームセンターでは、例によってちいさなプラケースでジャンガリアンハムスターが売られていた。
小学生ぐらいの男子が、ケースを持ち上げてごんごん叩いている。
みかねて、「たたくとかわいそうだよ!」と叱ると、目を丸くして呆然と固まっていた。
よその人に叱られるという経験がないのであろう。
とりあえず、ハムをおびやかすのをやめてくれたのは、よかったことだ。
しかし、ホームセンター、いいかげんにしてほしいなあ。

さくらともものパパは、近いうちにペットボトルを使った水耕栽培のねずみ菜園を作るそうだ。
詳細を写真と記録にしてもらう約束をしたので、そのうちこのページでノウハウをご紹介するつもりである。


なんのゆめ? ママのおしりは
どんどんどどーん
まだおみずは
のめない。
なんかうまいもん
あるか
のぞかないで
くださいよぅ
とびだす
松ちゃん
ふっくらさん でかすぎるっ
ちゅーの。

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.4(MON)
最高気温:28℃ 最低気温:25℃ 湿度:60% 天候:あつっ!
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルMF+日清ハムフード:計4g、インコのえさ1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜2枚、パスタポーン1個、ゆであずき1粒(+むぎ:乳玉2個、ひまわりの種1個 ちび:本日の大人1匹分弱)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、トイペ芯、本生練りわさびの箱
わたしごはん:冷やし中華、赤飯、つぼん汁、小松菜のごまあえ、ゆでじゃがいものごまだれ、揚げなすのつゆびたし など
かりかりごはん

うちのねずみのごはんタイムは、いつも昼〜2時ぐらいの間だ。
トイレそうじ、給水器のドリンク替えもいっしょに行う。
ごはんを量り、トイレを洗って砂を入れ、給水器も洗って新しいドリンクを入れ、野菜を洗って水分をふきとり…。
すべてのパーツがそろう頃には、ねずみたちのわくわくがイライラにかわり、皆所在なげにそわそわ・うろうろしている。
えさ鉢を入れると、皆駆け寄ってきて、自分のいちばん好きなごはんから食べ始める。
まめは穀物飼料のたぐい、むぎは乾燥野菜のじゃがいもやにんじん、ムーシュはハードペレット。

昨日あたりから、このごはんタイムにちびどもも参戦している。
わーっとやってきて、要領のいい者からえさ鉢に飛び込む。
えさ鉢は4匹ほどで満員だ。
要領のわるい子は、しかたなく外で菜っぱをかじったり、ママのしっぽで遊んだりしている。

ちょっと前まで、ちびどもは自分で排泄ができないので、ママになめてもらっていた。
お乳ばかり飲んでいるので、うんちも柔らかく、金魚のフンぐらいの細くゆるいものであった。
(体重を量るときに、指についたのだ)
昨日今日あたり、大人のものと変わらず、サイズだけ小さい、りっぱなねずみうんちをするようになっている。
ママがなめてあげる回数も減っているようだ。
中には、うんちをひたいに付けたまま歩き回っている子もいた。誰のだ。
ねずみのうんちはよいうんち。いっぱい菜っぱをたべなさい。

ムーシュのココハウスをのぞいたら、うんちが10粒以上たまっている。
わあ。
ためているのか?あなたの気持ちがわからない。
ハムスターは、自分のうんちを大切にため込んでいる子が多いと聞く。
それも、どうしてなんだか。

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突如食べたくなったので、赤飯を炊く。
土鍋だと、そう苦もなくもち米が炊けるのでうれしい。
炊きあがった赤飯からあずきを取りだし、ひと粒ずつねずみたちにおすそ分け。
うちのねずみは、あずきが大好きだ。
無心にたべる。
あずきが煮えるニオイだけで、もう騒ぎ出している。
ほくほくと豆をたべる姿はほんとうに愛くるしい。
日本中のあずきで、うちのねずみを埋めたい。

練りごまが切れたので、買いに行く。
うちはふたりともごま好きなので、ごまや練りごまの消費量が多い。
練りごまは、ちょっと贅沢なあたりごま「和泉屋の胡麻」を使っている。
練りごまに\1,000以上なんてぜいたくな…と言われるかも知れないが、この練りごまが1びんあるだけで、食生活がたとえようもなく幸福で豊かになるのだから、わるくない。
私のごまだれの基本配合は、

 練りごま…大さじ2
 酢…大さじ3
 砂糖…大さじ1
 しょうゆ…小さじ1


である。
ごまが固ければ、酢やみりんでもう少しゆるめる。
これでゆで菜を和えたり、ゆでたじゃがいもやにんじん、ゆで豚や蒸し鶏をたべる。
めんつゆと水でのばせば、ざるうどんやそうめんにおいしいごまつゆとなる。
焼きなすにもおいしいなあ。なすにいい季節になった。


満員御礼 なにわえの
みじかきあしの
ふしのまも
めしまちじかんは
もどかしきなり
ああ、
小屋が…。
もっと
飲むのん!
そこの君
ひたいにうんちが
のっている
もうカリカリ
できるもんね
アイドル写真集風に お砂場
いちばんのり

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.5(TUE)
最高気温:28℃ 最低気温:25℃ 湿度:60% 天候:はれのちぱらぱら雨
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルMF+ハイペットハムリスランチ:計4g、モルト1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜1枚、ゆであずき1粒(+むぎ:乳玉2個 ちび:本日の大人1.5匹分、日清モルフード2g)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱
わたしごはん:しっぽくうどん、赤飯、揚げ出しなす、天下一品ラーメン、にしんの蒲焼き(缶)、ごまみそ汁 など
ペレット1個食べれば、ペレット1個分だけ大きくなる(あかからうまれた、あかたろう)

子ねずみの離乳食は、今のところ、おおざっぱに「全員で、大人1匹分ぐらい」と考えてあげていた。
しかし、ゆうべあたりから、昼間あげたごはんがほぼ空になっているようになったので、ちょっと足したりもした。
今日も、えさ鉢はほとんど空。モルフードとモルトを足してやると、みんなえさ鉢に飛び込んできてむしゃむしゃがっつきはじめた。
本格的に離乳・成長期なのだ。
朝見たときより、夜の方が大きい。一時たりとも、目が離せないではないか。
むぎも腹を空かせており。コドモたちと熾烈な攻防戦をくりひろげてゴハンをたべている。
コドモがくわえたモルト粒をカツアゲし、コドモが取り返そうと躍起になってむぎの口元に鼻を近づけると、片手でその鼻面をばしばし叩いて食べ続けていた。
血も涙もない。女囚さそり。

だいぶコドモの手がはなれてきたので、むぎはゆっくりとかじかじタイムなどの自由時間を愉しむことができるようになった。
乳を飲む量も格段に減ったので、毛づやもよくなった。
もうそろそろ、乳玉をやめてもいいな。(むぎ「えーーーっ!」)

スナネズミは、びびりである。
ハムスターあたりと比べると、その差は歴然としている。
ロボロフスキーハムスターぐらいと、同じに考えた方がいいかもしれない。
ちょっと物音がしたといってはとびあがり、光速で土管にかけこむ。
誰かがびっくりすると、それにびっくりしてみんな隠れる。
小さな物音にも敏感だし、環境の変化にもよわい。
(外で猫がブニャーッとさかっていても、ぐうぐう寝ていることもまたあるわけだが…)
どうも、この「びびり症」は、生来のものらしい。
ちびどもが、今とってもびびりだからだ。
写真を撮ろうとして椅子を立ち上がりかけると、そのちょっとしたきしみ音でびゃーっと皆隠れてしまう。
ムーシュが機嫌をそこねて軽くスタンピングをすると、それにたまげて土管に駆け込む。
しかし、カメラをかまえ、水槽のふたを開けてじっと気配を消していると、そのうちちょろりと出てきて遊び始める。
環境に慣れるのもまた、早いのだ。
妹の所のねりぺちなど、どうだ。
水槽に入れた手から腕・肩にずんずんのぼってきてひとしきりあたりを眺め回し、またずんずんずんと降りて戻っていく。
ちびのうちは皆びびりで、だんだん「なれる」(「なつく」ではないのだ。念のため。)ということはあるようだ。
ムーシュは、未だに瞳は永遠に少年のまま。ビビリー・ジョエルだ。

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小田急美術館に、「ルドン展」を観に行ってきた。
黒のエッチング時代と、色彩あふれる花や空の時代との格差が大きい、おもしろい画家である。
帰りにミュージアムショップに寄ったら、私の大好きな彼の絵『笑う蜘蛛』のマスコットキーホルダーがあったので思わず購入してしまう。
この絵は、なかったな。
このキーホルダー、調べたら、ミュージアムグッズを作っている会社のサイトが見つかった。
ミュージアムグッズって、おもしろい分野かも知れないな。


だーらだーら 鼻筋きりり どきどき
どきどき
くいしんぼう
ばんざい
毛割れ姫 うまうま なにみてんのよぅっ! 自由
ばんざい

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.6(WED)
最高気温:27℃ 最低気温:24℃ 湿度:62% 天候:しょぼしょぼ雨
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルMF+ニッパイプチラビフード:計4g、ハトのえさ1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜2枚(+むぎ:乳玉2個 ちび:本日の大人2匹分)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱
わたしごはん:ヨコイベジタブルスパ、棒々鶏、しそ納豆、大根と小松菜のみそ汁、NOWカレーバーガー、ゆでキャベツ など
わるいことを教えたのは誰だ

今、うちでは「ペレット類4g穀物おかず1g乾燥野菜2g生野菜適宜」というのが、1日にねずみ1匹分のごはん定量となっている。
「ペレット類」には、ハードペレットを中心に2種類ぐらい混ぜる。
「乾燥野菜」は、マルカンの「もりもり野菜」。にんじんが人気だ。
「穀物おかず」には、モルト・インコのえさ(殻付き雑穀類)・ハトのえさなどをローテーションで入れている。
主食である「ペレット類」が、ウサフードやモルフードなどの低たんぱくのものの場合、これを少しだけ増やして入れる。
今日は、穀物おかずが「ハトのえさ」の日。とうもろこしやソバ・麻の実・グリーンマッペなどの豆類が中心だ。
コドモも固いのをカリカリ食べる。
しかし、どうだろう!毎晩の「残りごはんチェック」の時に見ると、とうもろこしの胚乳の白い部分だけがかじられ、黄色くて固い部分が三日月のように残っているではないか。
ここがおいしいことを、ここだけ食べることを教えたのは、誰だ。
前回の繁殖時には、まめが離乳前の子どもの前でそれをやっていて、しばらくすると同じようにコドモもわるい食べ方をしていた。
まめが教えたのだ。
今回は、まめは別居である。しかし、うちでこのわるい食べ方をするのは、まめしかいない。
血なのか。それとも、ガラス越しに手旗信号で教えたのか。
はたまた、通信教育なのか。謎は深まるばかりである。

ちなみに、うちでは毎晩、「残りごはんチェック」をしている。
ぎゅうぎゅうに巣材が詰め込まれたえさ鉢をひっくり返し、残っているごはんをつまみだしてえさ鉢にいれ、戻すのである。
大きなペレットが外に転がっているときは、入れる。
スナネズミは習性からか、よくえさ鉢にぎゅうぎゅう巣材を入れて「えさ隠し」をするが、忘れてしまってごはんにありつけなくなる場合が多い。
ばかである。
「残りごはんチェック」をしてやると、「いまもらった!」という顔でがつがつごはんを食べ始める者もいる。
食べた量もチェックできるので、習慣にしている。

妹が遊びに来た。
もちろん子ねずみ目当てである。
一応、大義名分は「高枝切りバサミを借りる」ことである。
彼女のアパートの部屋の窓からは、階下に生えているびわの木の実の収穫ができるのだ。
ほっておけば大半は小鳥のごはんなので、ちょっとぐらいもらってもバチは当たらないのだろう。
(ちなみに、びわの実はねずみには毒です。あげないようにね。)
子ねずみは、一時よりずいぶん跳ばなくなった。
成長して体が重くなってきたのか、強くなって余裕が出てきたのか。
とろい子はけっこう捕まえてあそぶことができる。
あそぶと言っても、捕まえて手の上でひたいをなでたりちょっとかいだりするぐらい。
ストレスを与えすぎないようにする。
ママももう、余裕しゃくしゃくと、コドモが捕まえられていても平気でおやつを食べている。

さきほど、聞き慣れない音がするのでふと見ると、なんとノーマル茶の「い」(仮名)ちゃんが回し車を回していた。
まだあまり連続してはできないが、使い方がわかったようだ。
ユーレカ!
ひとりできるようになると、次は早い。まねしてやり出す子が出る。
あとは、給水器で全員水が飲めるようになったら、離乳認定だ。

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漬け込んでおいたどくだみやスギナのエキスで化粧水をこしらえる。
精製水で割るだけ。私は皮脂が多いので、グリセリンの保湿剤はいらない。
すごく気持ちよくて、どんどん肌が吸い込んでいくかんじ。これはいい。
原価が安いので、ばしゃばしゃ使えるのもいいことだ。
妹にもすぎな水を分けた。
今度、いっしょに石けん作りにも挑戦してみるつもりである。
なんでも手作りがいい、と手作り信仰をするわけではないが、買うのが当たり前だと思っていたものが自分で作れるというのはなんだか愉快だ。


くるまのしたで 小豆大好きパパ
(コワイ…)
せのび スリー
ファンキーズ
おがくず
だきしめて
なんのゆめ?
スナネズミミ エジプト人の
ような
アイライン
ピグモン

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.7(THU)
最高気温:27℃ 最低気温:24℃ 湿度:65% 天候:はれのち大雨
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルMF+ハイペットラビットランチ大根葉:計4g、インコのえさ1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒(+むぎ:乳玉1個 ちび:本日の大人2匹分)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱
わたしごはん:鮭とほうれん草のクリームスパゲティ、カツオの刺身、夏ガキ、軟骨揚げ、焼きそば、ポテトサラダ など
謎のちゅ〜。

ゆうべ、アプリコットの竹(仮名)が、寝ころんでいるむぎママの口元をなめていた。
20分以上、ずっとずっとなめていた。
むぎは気持ちよさそうに手足を投げ出してくつろぎ、目を細めている。
この行動は、何か。
今日見ると、トイレでまた同じことが起こっていた。
吐き戻しというわけでもない。
なんなんだ。おしえてスナネズミ。

今日は、「い」(仮名)の他にも、「松」(仮名)が回し車を使っている姿が見られた。
もうやり方も覚えて、カラカラとけっこう楽しげに回している。
心棒のきしみ音が気になり始めたので、油を差してやった。
ねずみの体に害がないように、ホホバオイルをぬった。
少し水槽の内壁についてしまい、ふきとろうと思ってティッシュを取りに行って戻ると、子ねずみが2匹ならんで壁をなめていた。
ああ! ねずみの舌!
ももいろの口元よ!
壁を押さえるちいさなもみじのお手々よ!

最近、またムーシュがびびり屋になっており、なんだか機嫌がわるいことが多い。
ココハウスの入り口を壁側に向け、三角の目をしてすわっている。
ごはんも、けっこう残している。もともと食の細いムーシュのこと、体重が減るほど食べないわけではないので今のところ問題ないのだが、何が気にくわないのであろう。
また、割とそっと受け取るようになっていたおやつも、またひったくるようになった。
そんなムーシュの最近の楽しみは、ヤシの実むしりである。
バルコニータイプのココハウスは、底の方のやし殻をむいてマットな質感にしており、ぼさぼさしている。
ムーシュはそこに目を付けた。ぼさぼさをむしりはじめたのだ。
ココヤシ殻のかたいところは、かじれるのに不思議とかじらない。かじり心地がわるいのであろう。
このぼさぼさをむしっている時のムーシュの顔は、笑っている。すごく楽しそうだ。
ムーシュが楽しいなら、ココハウスなどいくらでもむしるがいい。
この飼い主がヤシガニとなり、いくつでもヤシの実を調達してこよう。

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印刷用のデータを出力する用事があって、ビジネスコンビニ「キンコーズ」へ。
ちょっとややこしいお願いをしたのだが、気持ちよく引き受けてもらえた。
スタッフには、デジタル関連のことに長けた組と、手作業職人組がいるようで、さくさくと打ち合わせしつつ、クライアントにとって一番早く、安い方法を提案してくれる。
知識も豊富で、ツーと言えばカーとわかってくれる感じで、たいへん気持ちがいい。
もっとあちこちにあれば…と思うが、需要の関係で今はビジネス街だけの展開である。
たとえば、家庭用プリンタの最新機種をそろえて、年賀状や暑中見舞いの時期に受注すれば、もっと一般ユーザーにもくいこんでいけるのでは、と思う。
1年に2〜3回しかプリンタを使わないけど、新しいいい機種で印刷したい…と思っているパソコン持ちは多いのではないか。


ねずみだらけ おいしいもの
だいすき
赤目黒目 はりねずみの
ようでもあり。
なにして
いるの?
ままにちゅー。 もっかい
ちゅー。
ギヌロ

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.8(FRI)
最高気温:27℃ 最低気温:24℃ 湿度:58% 天候:おおむね晴れ
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルMF+ハイペットハムリスランチ:計4g、モルト1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、サラダ菜2枚、ゆでとうもろこし3粒(+むぎ:乳玉1個 ちび:本日の大人2匹分+ゆでとうもろこし各1粒)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱
わたしごはん:金ちゃんヌードル、イカ刺し、もずくときゅうりの酢の物、しじみのみそ汁、せんキャベツ など
ちゅーの嵐が吹き荒れる。

コドモ達がままにちゅーするのがはやっている。
今日も、ずいぶん長い間ちゅーをされていたむぎ。
何をなめているのだろう。
同居人は「水が飲めないからでは?」と言うが、そういう感じではない。
しかし、何かをずっとずっと、なめている。
むぎが気持ちよさそうにしているのも謎だ。
もしかして、小鳥がワニの歯のそうじをしているようなものなのか?
しかし、見ていてかわいいものだ。
写真を撮りまくり、そして選べない私がここにいる。
ので、ちゅー写真ギャラリーをこさえました。(ばか)
ちゅーマニアの方は、ごらんください。
 ↓



今日は、初物のとうもろこしをふるまった。
塩を入れずにゆでたものをばらし、オトナは3粒ずつ、コドモは1粒ずつ。
オトナはこのおいしい黄色いものの正体をしっているので、さっさと食べ始める。
コドモ達にとっては、生まれて初めてのとうもろこしである。
はじめての食べものに対する姿勢で、その子の食いしん坊度数がわかる。
真っ先にかじりはじめたのは、ノーマル茶の『は』ちゃんである。
胚芽の方から、目を細めてしゃむしゃむとたべる。
薄い皮は残して、中身だけ歯ですくい取るようにたべる。実に器用だ。
ハムスターも、枝豆やとうもろこしの薄皮を残すそうだ。
スナも、モルトの皮や小鳥用のあわ玉などの皮をうまく残す。
あんなに固いものを食べられる歯を持っているのに不思議だが、考えてみれば私たちヒトだって、ハンバーガーの包み紙やあめ玉の袋、かしわもちの葉はたべない。

こうしてパソコンに向かっていると、背後からときたま「がらららら」と車を回す音がする。
まだ連続しては回せないが、2〜3匹のコドモが回し車であそんでいるのだ。
はじめは、回し車にのってほりほりするところからだ。
そのうち、方向を変えてほりほりすると車がからんと動くことに気づき、回し車のしくみを知るのだ。
少しずつ、でも確実に育っている子ねずみたち。
給水器は、まだ覚えない。
コドモ用に低いところにつけた給水器から、むぎが無理な姿勢で水を飲んでいる。
教えようとしているのか、それともただなんとなく、そこに水があるから、なのか。

ついに、ついに出た!
あらいはるみさんの『えんじぇるぽしぇっと』単行本。
今日、数件の本屋を探し回ったが、見つからなかった。フライングか?売り切れなのか?
あああ、こんなことなら予約注文しておくのであった。うかつな私。
仕方ないので、bolで注文することにした。妹と、合わせて5冊である。
待ち遠しいことこの上ない。
はるみさんのサイトに、ちぇりーたるとのページもできていた!マーヴェラス!!
ねずみ天使のくちもとに酔いしれ、みんなで幸せになりましょう。

*通信販売の申し込みは、下記からできます*

bolならこっちだよ。
ヤマトなら、こっち。

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夕飯のしじみのみそ汁を食べていたら、いくつかの貝に香料くさいものがあった。
化粧品につけるような、花の香りである。
貝類は海や汽水域の底によどんだ有機物を食べて育つ。
ヨゴレで生きているのである。生きるフィルターのようなものだ。
そのヨゴレがナチュラルなもののうちは、いい。それは「養分」である。
しかし、ケミカルなよごれが増えてそれを食べてしまうと、このようなことが起こる。
花の香りのチュロやお茶ならともかく、しじみは勘弁してもらいたいものである。

今日は妹の誕生日であった。
新しいふきんやしょうゆ差し、好物のそうめんなどを贈る。
好みや入り用なもののわかっているひとへの贈り物は、ラクだ。
しかし、だんだんロマンがなくなるのも確かかも知れないが。
ふきんて…。


壁をなめちゃうよ その手は? ママのしっぽに
くるまれて
はしれどこまでも
すっぽりさん へんなママ。
でも笑ってる。
「脇がくさいよ」
「そうかな」
たべる者、
ねむる者

※画像クリックで大きいネズミ



屋上、ペットショップとビアホールでございます いちばん上にのぼる
ひみつの半地下人 いちばん下まで降りる


2001.6.9(SAT)
最高気温:27℃ 最低気温:24℃ 湿度:60% 天候:晴れ
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルCR-LPF+ニッパイソフト:計4g、ハトのえさ1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、サラダ菜2枚、豆腐ひとかけ(ちび:本日の大人3匹分)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、紀文カマボコ板
わたしごはん:ミスタードーナツのエンゼルフレンチ、チョコカスタードパイ、担々麺、ほうれんそうのごまあえ、カツオの刺身 など
ちゅーちゅー大作戦

子ねずみは、今日もママにちゅー。
みんなで隅に寄さって、だらだら寝ているときにちゅーする。
同居人は『まだ水が飲めないから、水をもらっているのでは?』と言うが、そういう感じではない。
何しろ、長い。でぃーぷ・ちゅー。
とは言え、実際は口元や歯のあたりをずっとずっとぺるぺるなめているのだ。
甘いの?みつが出るの?ひょっとしてむぎちゃん、アリマキ?
では、魅惑のちゅ〜写真の続編を、どうぞ。
 ↓


今日のおやつは、おとうふだ。
ちびどもには、生まれて初めてたべるおとうふ。
うちでは毎週宅配で野菜などを購入しており、そのメニューの中に、やけに固いおとうふがある。
木綿なのだが、普通の木綿豆腐を水切りしたより、まだ固い。
厚揚げの中身をがっしりさせたような、味の濃いおいしいおとうふだ。
キッチンペーパーでちょいちょいと押さえて表面の水分をとり、ねずみたちにふるまう。
むぎやまめ・ムーシュたちはおいしいことを知っているので、すぐに目を細めてたべはじめる。
コドモは、ママが食べ始めたのを見て
「なになにーっ?おいしいものーっ?」
と1匹ずつ寄ってきては、くんくんにおいを嗅いでみる。
すると、ひんやりとつめたい、不思議なやわらかさのものがひやりと鼻をぬらす。
びっくりして、逃げていく。
これを匹数分だけくりかえす。実に面白い。
むぎもちびのころは、そうであった。いつしか、おいしいおいしいと食べ始めたのだったな。
今でもおとなねずみたちは、梨や水っぽい豆腐をさわるのがいやで、手渡そうとすると私に持たせたまま不精食いをすることがある。
それもまた、かわいいのだが。

今日、風呂場でねずみのしびんを洗っていたら、ムーシュの分を割ってしまった。
わざとじゃないんだ、ムーシュ。わざとじゃ。
とりあえず、予備の客用しびんを使う。
夕方。駅前の\100ショップにあたらしいものを買いに行ったが、もう同じものは扱っていなかった。
こまったなあ。

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さくらともものパパが、『ビアード・パパのシュークリーム』を手みやげに遊びに来てくれた。
先日私がお遣いに行って買ってきておいた、60cm水槽のアミぶたを取りに来たのだ。
これで、さくらとももは大きなおうちで夏を過ごすことができる。よかったよかった。
アミぶたは、「水槽の壁が超えられない高さならいらないのでは?」と言うひともいるが、私はねずみが外に出ることより、何かが水槽に入ってしまう危険の方を恐れている。
紙やビニール、干してあるタオル、運んでいる途中のなにかなどが、何かの拍子に中に落ち込まないとも限らない。
やっぱりふたは、必要だ。

今日の夕飯は、かつおの刺身。
わたしは、かつおを酢醤油とねりからしで食べるのが好きだ。
たまに、マヨネーズも入れる。
酢で青魚をたべるやりかたは、江戸時代にはごく普通であった。
しょうゆは高価で、庶民の口にはいるようになったのはけっこう後だ。
一度お酢でいわしやアジの刺身をたべてみてください。おいしいよ。


遠近法 「こちょこちょちょ」
「ヤミテー」
ちゅーセット はさまれました
もうだめ。
ぐー。
「まだねむいねえ」
「そだね」
リコーダーで、
アマリリスを
ふきます。
なっぱうまい

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.10(SUN)
最高気温:27℃ 最低気温:24℃ 湿度:60% 天候:夕方から雨
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルCR-LPF+ニッパイプチハムフード:計4g、こりこりコーン1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜1くき、野菜パスタ1個(ちび:本日の大人3匹分、野菜パスタ2個)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、紀文カマボコ板、トイペ芯
わたしごはん:きざみきつねうどん、夏野菜と鶏のカレー、コールスローサラダ、ヨーグルト、ロールケーキ など
明日から1週間弱、同居人がフィリピンに出張である。
その間、妹が泊まり込みで遊びに来ることになっている。
今日、一足先にねりぺち姉妹を迎えに行ってきた。

ねりぺちは先日より、妹が買い与えた陶器のハウスを使っている。
なんとこのハウス、蚊遣りなのだ。
のっぺり平たい丸っこいカタチで、上には煙出し用の直径1cmほどの穴が3つあいている。
これは、通気のためにもいいかんじである。
蚊取り線香を平たいカタチで入れるように、横長の大きな穴が開いている。
これはねずみの出入りにもちょうどいい。
ひんやりした内部は、ねずみたちの夏の家にぴったりである。
ねりぺちは、はじめちょっと怪しんだようだが、慣れてきたのか中でも遊ぶようになってきている。
寝床は、まだ外にこしらえた草の巣だ。
ちなみに、言い忘れたが、この蚊遣りは眠り猫のカタチをしている。

まめ・むぎ・ムーシュは、ガラストイレでおしっこをする。
うんちも、80%以上はトイレでしている。実におりこうだ。
トイレは毎日きれいに洗って砂を全部取り替えているので、1週間ごとのそうじ時にも、ほとんどねずみ臭はしない。
水槽内の巣材を全部開けても、おしっこでくっついたりしている箇所はなく、きれいなものだ。
しかし。まだちびどもは、トイレを学んでいない。
時折トイレにしゃがんでいる者もいるが、気が向いたときであって、大抵は外でしちゃうのである。
まだ小さいものの、黒ごまのようなうんちも目立ってきた。
ちびでも6匹もいるから、1週間立つとけっこう尿臭がしてくる。
トイレは洗っているが、トイレをかえてもあちこちに尿がしてあるので、においはなくならない。
野菜などでけっこう水分もとっていることだし、これからはちょっとまめにそうじしてやらないといけないな、と思う雨の午後である。

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料理雑誌『dancyu』の5月号に、『お帰りなさい♪ロールケーキ』という特集がのっていた。
その中に、多摩市にあるグラン・クリュというケーキ屋の記事があり、シンプルな生ロールケーキがうまいという。
よく行くホームセンターの近くなので先日寄ってみたところ、改装中で休みであった。
今日再訪すると、なんとちょうど、本日新装開店。雨の中、にぎわっている。
早速生ロールを1本購入。おしゃれでかわいい店なのに、生クリームのロールケーキが1本\800というのはお値打ちだ。(スーパーで特売の「ヤマザキスイスロール・\100」なんてのは、安すぎである)
地方発送もしてくれるという。ちょっとしたおつかいものにも、いいかもしれない。
販売店舗の横には焼き菓子工房があり、職人さんたちがこまねずみのようにせっせとお菓子をこしらえている姿が見学できる。
タルトやパイ、サブレなどの素朴な焼き菓子も、じつにおいしそう。質のいいバターの香りが充満していた。
外にニコニコしながら立っていたシェフらしき人に聞いてみると、晴れた日には外のテラスでお茶を飲むこともできるという。
うちからは「ちょいと近所まで」というほど近くはないが、気持ちのいい日にまた行ってみようと思った。

以前、妹に教えてもらって参加したアンケートの結果が出た。
これである。↓
リンクについてのアンケート
サイト管理者の、リンクに関する意識のアンケートなのだが、実に興味深い。
今後の自分のサイト作りの参考にもなるので、HPを持っている方は一度読んでみてください。


ちょーん。 おとうふ
おいしーね
それなあに はじめての
まかろに
ねむりねりこ ももひきぺちこ トイレ跡地 がんばれ
がんばれ

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.11(MON)
最高気温:27℃ 最低気温:25℃ 湿度:60% 天候:はれのちくもり
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルCR-LPF+ジェックスハムスターの主食:計4g、こりこりコーン1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜2くき(ちび:本日の大人3匹分)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、紀文カマボコ板
わたしごはん:カレー、カレースパゲティ、トマトとブロッコリーのサラダ、ロールケーキ、リーフパイ など
『えんじぇるぽしぇっと』に、だめになる私。

かわいいというのは、一種の刺激である。
ことに、世界一かわいいハムスター「ちぇりーたると」は、大変危険である。
えんじぇるぽしぇっとのページを繰りながら、何度うめいたことか。
「うううおぅ…」「ぐふっ……」
額に寄ったしわがとれない。最終兵器ハムスター。
しかし、ねずみ天国…私の飼ったハムスターも、そこに行けたろうか。
スナネズミの天国もあるだろうか。

今日から、妹とねりぺちがうちにいるので、総勢ふたりと11匹の大所帯である。
ねずみだらけ。多摩ネズミーランド。
ねりぺちが回し車の心棒をかじってしまったり、まめが給水器にパンチをくらわしたり、コドモらが覚えたてのスタンピングをしたりと、ニギヤカな夜である。

むぎとコドモらの水槽をそうじした。
けっこう尿臭がする。
しばしせまいプラケースに親子共々避難していてもらい、風呂場で60cm水槽をゴシゴシ洗う。
ポプラチップと牧草を入れると、もうコドモたちも心得たもので、さっそくみんなで群がってきてかじりはじめる。
ちょっと席を外して30分ぐらいあとにのぞいてみると、もうすっかり草切りは完了しており、みんな寄さってぐったりくつろいでいた。
もう、すっかりねずみだ。
顔もだいぶ利発そうになり(でも、ばかなのよ。)、しっぽも太くなってきた。
しっぽが立派だと、いいねずみに見えるなあ。

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マイユの『ラズベリーワインビネガー』というのがある。
赤ワイに、木いちごのジュースを混ぜて酢酸発酵させたもの。
このルビー色のお酢は、つんとお酢特有のにおいはするものの、その後ふわぁりと木いちごの甘い香りが追いかけてくる。
今日は、これにアーモンドのオイルとはちみつを入れてドレッシングをこしらえ、ゆでたブロッコリとトマトを食べた。
薄桃色のたれが、かわいらしい。ジャガイモやアスパラガスにも合いそうで。わくわくする。
私は石けんで頭を洗っているので、今日のリンスもこの木いちごのお酢でした。
髪にこしとつやが出てしんなりし、たいへんにいいかんじである。


だてまき ねーむいねー ねずみ玉 隠匿
電車ごっこ ふんばりねりこ 塩土を攻撃 めしは
真剣に。

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.12(TUE)
最高気温:26℃ 最低気温:23℃ 湿度:65% 天候:はれちゃん
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルCR-LPF+日清モルフード:計4g、インコのえさ1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜2くき、豆腐ひとかけ、野菜パスタ1個(+ちび:本日の大人3匹分、まめ:ひまわりの種2粒)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、紀文カマボコ板
わたしごはん:冷やし中華、日清やわらかカスタードプリン、しめさば、いか刺し、おすし、鮭ハラス焼き、小松菜のごまあえ、スモークサーモンの耳、海藻サラダ、大根と豆腐のみそ汁、大根おろし、リーフパイ など
ちいさな来訪者

今日はひとつ、大きなイベントがあった。
ちびをまめの所に入れることである。
まだ雌雄がわからないからなあ…と迷っていたところなのだが、今日、明らかに男の子である子を発見したのである。
ノーマル茶の、『は』ちゃんである。
たまたまつまみあげて、ひょいっとしっぽをめくりあげたら、そこには立派な黒い「おたまさん」が。
おう!と思い、他の子も順繰りにチェックした。
『い』『ろ』『に』ちゃんたちは、『は』ちゃんと比べると明らかにつくりが違う。
この子たちは、女の子だ。
The・アプリコッツの『松』と『竹』は、色が薄いので正確なことは言えないが、やはり女の子のようである。
さあ!こうなったら、まめちゃんのところへ。
大事をとって、まずは予備の小水槽にまめの巣材を入れ、しばらくこの中で『は』ちゃん(言いにくいので暫時『ちびはちゃん』とする)をにおいに慣らす。
ちびはちゃんは、突然のママやなかまとの別れに気づいているのかいないのか、巣材の中であちこち探索している。
紙箱と牧草を入れてやると、牧草をすべて箱に詰め込んでこもってしまった。
やはり、はじめてまわりに誰もいない環境に、ちょっと不安なのだろう。
数時間後に、いよいよまめとのご対面である。
「まめはコドモ好き」「子どもに会いたいだろうねえ」などと我々は言っていたが、全てヒトのひとりよがりで、全然コドモなんか好きじゃなくて、かみついたりおどしたりしたらどうしよう…。などといろいろ心配する。
ちびはのひたいにまめのしっこをなすり(キタナイが、新顔の仲間入りに有効な方法らしい)、いざまめの水槽へ。
まさかの事態に備えて、軍手をはめて緊張して見守る。
私は、もしひどくかまれても、薬をぬればいい。大動物だから、すぐになおる。
ちびがけがをしないことを祈る。

最初にアプローチしたのは、以外にもちびはであった。
まめのところに寄っていってにおいをかいだり、あちこち堂々と歩き回ったりしている。
まめはなんだかちょっとスタンピングをしたり、トイレに駆け込んだりもしていた。
生まれたての時にしか会っていない息子に、成長してから再開した父。
なんとなくきまずいのであろうか。
「…えーと、いらっしゃい。靴箱はそこ、あっちが寝室だから。冷蔵庫の中のもん、なんでも食っていいからな。……かあさん、元気か?」(想像)

そのうち、まめもちびはのにおいをかぎに来た。
くすぐったいのか、逃げ回り、土管に駆け込むちびは。
しばらくすると、まめが土管に顔を突っ込んでじりじりちびはに寄りながら、毛づくろいをはじめた。
「コドモの毛づくろい」というものを思い出したのであろう。

その後、妹に観察をまかせて風呂に入り、戻ってみると、ふたりともココハウスに入ってなかよくねむっていた。
ばんざい、まめちゃん!よかったね!
まめちゃん、大好きだ!!

ちなみに、コドモがひとり足らなくなったことに、むぎは全然気づいていないふうだ。
ねずみの子離れは、だんだん親がコドモに関心をもたなくなる、という方法らしい。
とてもクールで、強い。

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ひるごはんは、マルちゃんの冷やしラーメン。
こいつは、インスタントだけど実にうまい。
夏に5袋入りのがセールで売られているので、買い込んで秋まで楽しむことにしている。
今日の具は、ゆで鶏・きゅうり・トマトである。
ゆで鶏は、鶏の胸肉を20分ぐらいゆで、ゆで汁ごと冷やしておいたものである。
これを薄く切ると、しっとりしてハム状の、おいしいゆで鶏になる。
ごまだれをかけると棒棒鶏にもなる。
ハムや焼き豚より冷やし中華によく合うので、夏場にはよくこしらえて冷やしてある。

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はやくよくなりますように
きょんさんちのジャンガリアンハムスター・ありぃちゃんが、明日13日に腫瘍の手術を行います。
無事と快癒をお祈りしています。


おとこのこ
(たま)
おんなのこ ぺち子の
壁みがき
無理な姿勢で
ねる。
一瞬のひとりぐらし 照れるパパ。
…わさび?
くんくんくん。
ごきげんいかが?
「パパとねる?」
「ねるの。」

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.13(WED)
最高気温:26℃ 最低気温:22℃ 湿度:62% 天候:のち曇り&小雨
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルCR-LPF+ニッパイプチラビットフード:計4g、モルト1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜2くき、(+ちび:本日の大人3匹分)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、紀文カマボコ板、ピングーゼリーの箱
わたしごはん:スモークサーモン茶漬け、日清プリン、サーモンカルボナーラ、桃蜜氷、やきとり各種、百合根まんじゅう、きのこサラダ など
笑うまめちゃん

念願の、息子との同居を果たしたまめは、ほんとうにうれしそうだ。
スナネズミはいつも笑っているわけではないが、今日のまめは、ほほえんでいる。
なにしろ、息子の『ちびは(仮名)』がいきなり前回でなついてくれたうえ、いっしょによりそってねむったり、ちょこまかと足下にまとわりついたりしてくるのだ。
そりゃあ、たまらんだろう。
いっしょに眠っているように見えても、よく見るとまめは半眼でほほえみながらこっそり起きていることもある。 幸せをかみしめる、父・まめ。
まめはほんとうに、ねずみが好きなんだ。

次のたびだちは、アプリコットの『竹(仮名)』である。
ほぼ女の子であることが確定したこの子は妹の希望でねりぺちとの同居にトライするのである。
べったりいちゃいちゃと仲のよいこの姉妹のところに、すんなりとけこめるだろうか。
いや、むしろ、他のねずみとのつき合い方を知っているねりぺちは、こころよく新顔のちびを受け入れてくれるだろうか。
とりあえず、ねりぺちのにおいがしみついた巣材を入れた水槽で、準備中の竹ちゃんなのである。

ねりぺちは、今日60cmの新しい水槽に引っ越した。
新しく、「サファリタービン」という回し車も買ってもらった。
今までのでは、体が大きくなったのでちょっと背中がそってしまい、きゅうくつそうであったのだ。
「サファリタービン」は音も小さく、一体式で足も落ちない。
ごついので吸盤では無理だろう…と思っていたら、吸盤もセットされており、けっこうがっしりくっつくので、いい具合だ。
これも、はしご段の回し車は嫌いだったぺち子が楽しそうによく回す。
広い水槽で、猫屋敷や土管などの家具類も余裕で配置でき、遊び場も広い。
ますますわんぱくで、元気なねずみでいてほしい。

最近、ムーシュの食がほそいので心配している。
他のねずみの、3分の2ほどしか食べない。
具合が悪い風でもないし、もともとがっつく子ではないのだが、梅雨時は体調を崩しやすい季節なのでしっかり体力をつけてほしい。
とりあえず、金魚警報さんに以前分けてもらった、食欲増進のための栄養補助食品『スーパーレモン』をごはんにふりかけてみている。
ピーナツ風味のパン粉のような、さもない味のものだが、ムーシュはこれからはぐはぐ食べる。
ねずみ的にはおいしいものらしい。

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今日は、妹といっしょに石けん作りにとりくんだ。
『お風呂の愉しみ』という本を読んで、なんだかすごく面白そうだったのでトライしたのである。
材料は、オリーブオイルと苛性ソーダと水。石けんの種類によって、他にココナツオイルやパームオイル、ホホバオイル、アーモンドオイルなどを混ぜ込む。
材料は、通販で全て手に入れることができた。
ココナツオイルの栓を開けたら甘いココナツの香りがふうわりとたちのぼり、バリのごはんやお菓子を鮮やかに思い出した。
パームオイルは、友人がディスカウントショップでかっておいてくれたもの。鮮やかな赤い油は、なんだかどきどきする美しさだ。
苛性ソーダの扱いにさえ気を付ければ、石けんはお菓子みたいに簡単に台所で作れる。
今はじわじわと鹸化する石けんの素の型入れどきを待っているところ。
明日は早起きして、これを牛乳パックの型に流し入れる予定である。


ぐっすりちゃん ねむい…
でもたべたい…
…でもねむい…
ねずみの
この角度が
好き
The・アプリコッツ
ねむいねり子に
のるぺち子
パパとボクの家 なにがあるかな パパと
だらだら。

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.14(THU)
最高気温:25℃ 最低気温:23℃ 湿度:70% 天候:ずっと雨ふり
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルCR-LPF+ハイペットラビットランチ大根葉:計4g、穀物ミックス1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜1くき(+ちび:本日の大人3匹分 ムーシュ:スーパーレモン小さじ1)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、紀文カマボコ板
わたしごはん:鯖寿司、いくら、豆腐とわかめのみそ汁、蒸しなすの酢の物、鶏の唐揚げ、はましお、おかひじきのおひたし、キュウリと大根とツナのサラダ、かぼちゃ煮、稲庭うどん、黒ごまプリン など
パッショネイト!

『ちびは』は相変わらずまめと仲がいい。もう、いっちゃいちゃだ。
まめがテレックス芯をかじっていると、そばにちょろりと寄ってきて足下に潜り込んだり、おしりをくっつけて草をかじったりする。
まめの口元に口を寄せ、ちゅーしようとこころみる。
まめは照れくさいのか、息子のちゅーから逃げ回る。追う息子。
そして、眠るときはいつでもいっしょ。大きなトトロのようなパパにくるまれて、ふかふかとねむるちび。
なんてかわいいんだ!なんてかわいいんだ! わぁーっ!

女子寮もかわいいのだ。念のため。
最近よく、広場の中央の、何もないところに固まって「ねずみ玉」を形成しているのが見られる。
ねむるでもなく、だらだらとしている。
私はこの『ねずみのだらだら』が好きだ。
うとうとするものあり、手すさびに草をかじる者あり、他の者とちょいちょいと遊ぶものあり。
みんな、それぞれ少しずつおしりなどをくっつけあい、身を寄せ合ってている。

スナネズミが『複数飼いに向いている』と言われるゆえんは、この仲良し行動にもあるのだろう。
まめなぞは、ひとりより誰かと一緒にいてお世話する生活の方がずっと向いているねずみだと言える。
やもめ暮らしの時に給水器に体当たりする行動もすっかりなくなり、毛づやもよくなって落ち着いたパパの風格を見せている。
生来のマッサージ上手もますます磨きが掛かり、まめに毛づくろいされるとちびはは気持ちよくてコロリとおなかを見せてしまう。
そんなねずみたちを眺めるのは、私のこころの平穏だ。

ムーシュのごはんに、栄養補助食品「スーパーレモン」をかけている。
おかげで、ちょっとムーシュに食欲が戻ったようである。
この調子でもりもり食べて、じめじめしたいやな季節を乗り切ってほしい。

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石けんは今朝がた無事に型に流し、発泡スチロールの箱の中で鹸化進行中である。
クリーミーで、とてもおいしそう。カロチン入りパーム油を入れたものは、卵の黄身のようなきれいなオレンジ色で、アーモンド油の甘い香りもただよっている。
この後切れるぐらいになるまで固め、切り分けて乾燥・熟成させる。
まだまだ使えるようになるまでは長いのだ。

今日は、入浴剤をこしらえて遊んだ。

 重曹小さじ8
 クエン酸小さじ4
 アーモンドオイル小さじ2分の1
 エッセンシャルオイル(ラベンダー・レモングラス)各1滴

を混ぜ合わせてラップの上に広げ、軽く霧を吹いてからスプーンでさくさく混ぜ、きゅっとてるてる坊主に絞って固める。
水分を入れすぎるとシュワシュワほどけてきてしまうので、気を付ける…はずが、入れすぎた。
アチャー。
むりやり固めてラップごと風呂に持っていき、そのまま使った。
しゅわしゅわ泡が出て、それと同時になんだかかわいい香りがふぅわりと立ち上って、実にユカイである。
ほんとは、ぎゅっと固めたら1日ぐらい乾燥させてできあがりなのだ。
また作ろう。今度は気を付ける。

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きょんさんちのジャンガリアンハムスター・ありぃちゃんは、無事腫瘍の手術を終えて療養中とのことです。
よかったね、ほんとによかった。


…はて? ねむい、
ねむすぎる。
おおむぎ・こむぎ おおまめ・こまめ
この角度が
たまらない
すなねずみみ 毛割れちゃん このほほえみを
まもりたい。

※画像クリックで大きいネズミ





2001.6.15(FRI)
最高気温:25℃ 最低気温:21℃ 湿度:72% 天候:雨に唄えば
ねずみごはん(共通・1匹あたり):
オリエンタルCR-LPF+ハイペットハムリスランチ:計4g、ハトのえさ1g、もりもり野菜2g、ビオフェルミン1粒、小松菜1くき(+ちび:本日の大人3匹分 ムーシュ:スーパーレモン小さじ1)
本日のおもちゃ:テレックス芯、木製巣箱、紀文カマボコ板
わたしごはん:アドボ、大根サラダ、豆腐と大根のみそ汁、かつお&お刺身セット、トマトと根菜のサラダ、冷や奴、もずく酢、ゆでわかめ など
草の巣や 巴にぬくまる 梅雨ねずみ

なんだか冷え込む、雨の日。
ねずみたちもありったけの巣材をあつめて、かまくらをこしらえて寝ている。
かわいそうなので、ロングチモシーを足してやると、こぞって巣作りをはじめた。
もう、子ねずみたちも立派な戦力だ。
いそがしく草切りをはじめる。
どさくさにまぎれて、ママのしっぽに食いつく者も出て、大騒ぎであった。

まめの毛づやが、日に日によくなっている。
顔も、以前の「のほのほ」顔に戻り、パパの風格たっぷりである。
体重も、ベストな86gに戻った。やはり、愛するものとの暮らしは何よりのビタミンなのであろう。
しかし、なぜだかまめは息子の猛烈なチュー攻撃から逃げまどっている。
息子も、パパの寝込みでもおそえばいいのに、起きているときにしつこく追い回す。
パパは上手にかわして息子の腹をとり、毛づくろいをしてごまかしてしまう。
まめのマッサージは、むぎのお墨付きのハイレベルなもので、ちびなんてイチコロだ。
すぐにおなかをコロリと出して、まいってしまうのだった。

「うわーっ!すごいうんこ」
妹の叫びにのぞいてみると、まめのガラストイレの中にうんちの塊があった。
10個近い数のつやつやうんちが、ひとところにまとめてしてある。
あまりの迫力に、写真をとってしまった。これ
つまようじとの対比は、これである。
ビオフェルミンを常食しているせいだろうか。割と繊維質の多いフードをあげているせいだろうか。
ああ、びっくりした。

ねりぺちは、いつまでもムスメムスメしていると思っていたが、やはりちびと比べるとすっかり大人で、みっしりしている。
毛も密になり、お肉もきちんとついている。
おしりの大きさは、まだまだむぎにかなわないが、もう立派なおとなねずみだ。
しかも、人の手をちぃとも恐れない、ゆるいねずみに育っている。
妹のお世話のたまものである。
私も、ちびどもをゆるく育てたいものである。

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今日のおかずは、アドボ
フィリピンに出張中の同居人をしのんでの、フィリピン料理である。
豚バラ肉と鶏の手羽先を、酢をきかせて醤油煮込みにしたもの。
フィリピン料理というものは、東南アジアには珍しく、辛くない。
むしろ、辛いものは苦手な人が多いらしい。
そのかわり、酢を使った料理が多いのが特徴的である。
酢と醤油でことこと煮込んだアドボの鍋からは、殺人的にうまそうなにおいがしてきて、家中に充満する。
ごはんがすすむことこの上なく、おかず力の高い料理である。

夜のおやつに、洋梨寒天をこしらえた。
洋梨の缶詰を買ってきて、汁と実を分ける。
汁に水を足して500ccにし、砂糖を大さじ1加える。
実はみじん切りにする。
汁と実を合わせて火にかけ、粉末寒天を加え、ひと煮立ちさせる。
これを流し箱で冷やし固めて、できあがり。
ここでふと考えた。二色寒天にしよう、と。
半量を流して少し固め、残りに薄緑色をつけて後から流せば、目にも涼しげなデザートができる…はずであった。
私は、失敗したのだ。気づかなかったのだ。液体食用色素「緑」の、中ぶたがはずれていたことに。
どぶっという音とともに、予定の20倍量ほどの色素が鍋に飛び込んだ。うわっ。
できあがったものは、創作涼菓「呪われた地獄沼」であった。
味に影響はなく、おいしくいただきました。


ぱぱに「ちゅっ」 もへもへパパ 鏡地獄 なにか
ごようですか
むぎに似てきた
ぺちこ
ねりこも
はたらく
ままのしっぽを
かんでみよう
鼻!

※画像クリックで大きいネズミ





上に参ります いちばん上にのぼる


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