チキンブイヨン

鶏ガラ・手羽先と野菜をことこと煮込んで作る滋養たっぷりのスープです。おじやを煮たりごはんにかけたり、野菜を煮てスープにしたりと楽しめます。
材料

鶏ガラ…1羽分
手羽先…5〜6本
セロリ…2くき(茎のみ)
乾ししいたけ…3枚
昆布…5cm長さを3枚
しょうが…ひとかけ
レモン…スライス1枚


(1)鶏ガラは流水でよく洗う。


(2)特にあばら骨の内側の内臓(レバー、血の固まりなど)はきれいに取り除く。


(3)首の骨は別途切り取って


(4)包丁でよく叩いておく。


(5)手羽先からはコラーゲンがたっぷり。


(6)手羽先のとがった部分だけを切り取ってものを「鶏ガラ」としても売っている。ここもいいおだしがでる。


(7)鍋に湯をたっぷり沸かし、レモンスライスを入れる。


(8)手羽先を湯通しする。


(9)一旦沸騰が静まり、


(10)また沸き立ってきたら手羽先を取り出す。


(11)表面を水洗いしてざるにあげておく。


(12)鶏ガラや首の骨も同じように湯通しする。


(13)一旦湯が静まり、再沸騰したら引き上げて、


(14)よく水洗いする。面倒なようだが、すっきりおいしいスープをとるのに大切な過程。


(15)野菜類を準備。セロリは茎だけを洗っておく。乾ししいたけはできるだけ原木栽培のおいしいものを。


(16)しょうがはスライスする。


(17)材料を全て深い鍋に入れ、水を2リットル注ぐ。強火にかけ、沸騰したら弱めの中火で煮る。時々アクをすくいながら30分ほど煮て、セロリ・しいたけ・昆布は取り出す。さらに30分煮る。


(18)煮上がったらざるにふきんを敷き、スープを漉してできあがり。


(19)できあがったスープは冷凍保存できる。冷蔵の場合3〜4日で使い切ること。





メモ:
写真のスープは、できたブイヨンでなすのさいの目・キャベツとにんじんのざく切りを煮込み、溶き卵を流したものです。にんにく・玉ねぎなどの刺激物は使わず、セロリやしょうがで代用しています。体力の落ちている子にぴったりの滋養あふれるスープです。


辰巳芳子さんのレシピをアレンジしたものです。元レシピでは鶏の首の骨と手羽先だけを使い、にんじんと玉ねぎを入れ、しょうがは使っていません。
人間用のレシピはこちら
■ことことチキンブイヨン