しじみの醤油漬け(下戸版)

半生のしじみをにんにく風味の醤油に漬け込んだ台湾風のおつまみです。
本来は紹興酒入りの漬け汁をさっと煮立てるだけのものですが、下戸の私が酔っぱらわぬよう、煮きってアルコールを飛ばすレシピです。
材料(しじみ1パック分)

しじみ…1パックor1ネット
紹興酒…100cc
日本酒…100cc
醤油…100cc
砂糖…大さじ1
にんにく…2かけ
しょうが…1かけ
鷹の爪…1本
ごま油…小さじ1

(1)しじみは殻をこすり合わせるようにして洗い、冷凍庫に放り込んで凍らせておく。


(2)鍋に紹興酒と日本酒を入れて火にかける。煮立ってきたら鍋を傾けて火を入れ、フランベしてアルコール分をとばす。(マユゲ焦がしや換気扇フィルタ焼き、網戸溶かしに注意)


(3)鍋に醤油、砂糖、包丁の腹で叩きつぶしたにんにく、千切りのしょうが、種を取った鷹の爪、ごま油を入れて中火にし、沸騰したら火を止めて冷ましておく。


(4)凍ったしじみを取り出して自然解凍する。溶けてくると口がビミョーに開く。


(5)口が1mmくらい開いたしじみを(3)の漬け汁にぼちゃぼちゃ入れ、冷蔵庫にしまっておく。


(6)半日〜1日ぐらいで食べ頃。ちみちみ殻を開けて中身をいただく。このしじみをペペロンチーノに入れたり飯に炊き込むとおいしい。付け汁もいろいろ使える。




メモ:
食べるときは、少し開いた殻のすきまに爪を入れてこじ開けてください。手がベトベトになるので、おしぼりの用意を忘れずに。

しじみを冷凍して口を開かせる手法は平野レミさんの名案。一切熱を通さないのが不安な方は、さっと湯通しして口を1mmほど開かせたしじみを使ってください。