農と食の環境フォーラム


農と食の環境フォーラムは、

      ●ひとりひとりの食べもの自給を広げる
     ●農業と食についての情報ネットワークづくり のふたつを目的にしています。


日本国は、食料輸入大国です。

豊かな土地、水、気候に恵まれ、高い食料生産能力がありながら、自給率はカロリーベースで40%ほどしかありません。世界中の食料と水を買い込み、輸出国の貧困をあおり、自然環境を破壊して、日本の食生活は成り立っています。
一方、日本の農業をはじめとする食料生産の現場は、今、大変な危機にあります。高齢化と、輸入食品の波、食生活の変化によって、壊滅寸前です。
このままでは、もう10年もすると、作り手がほとんどいなくなるかも知れません。
果たして、今のような食の飽和状態が続くでしょうか。
とても疑問です。
農と食の環境フォーラムは、ひとりひとりが食べものの自給に取り組むことを提案します。

生きる条件が悪くなっています。

おいしい食べもの、おいしい水、おいしい空気を求めるのは、人間の基本的な欲求です。しかし、そのいずれも人間の手によって「まずく」「危なく」なっています。
中長期的なことを考えると、私たちの生存条件はますます厳しくなるでしょう。
地球の生態系が複雑に絡み合って成立している以上、様々な問題もまた複雑に絡み合っています。
すべてを一度に解決する方法はありませんが、ひとつずつ解決していかなければ、生きていくこともできなくなります。
その解決に向けて行動している多くの人たちがいます。
農と食の環境フォーラムは、
問題の確認と、多くの行動を、情報として共有し、さらなる行動に結びつけるために、情報ネットワークづくりに取り組みます。


活動

●ひとりひとりの食べもの自給を広げる
・食生活を、環境負荷が少なく、できるだけ素材から手作りするための情報を受発信します。
・生活の中に、食料生産の要素を取り入れるための情報を受発信します。
・自給に向けて、田舎暮らしや自給生産者になるための方法の模索や、事例の報告、情報の交換を行います。

●農業と食についての情報ネットワークづくり・行動
・食料の生産、加工、消費、廃棄、循環などについて、様々な問題を情報として受発信します。
・有機農業や自然農法、自然農業、環境保全型農業などの農業生産者や、添加物を使わない、素材を選ぶ食品加工者などの情報を受発信します。
・国内外の環境問題や農業問題に対し、農業と食の視点から取組みます。


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