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1998年8月3週

18日、夏はぬか漬け。ナスがきれい。

1998年8月16日(日) 晴
久々の猛暑。イベントに参加。
コンビニのおにぎりや菓子パンを食べる。どうしてあんなに塩がきついのか。喉がかわいてしまってしょうがない。コカコーラがはやるのも分かろうというもの。水膨れになっちゃうよ。
食:9時、12時、ジャンクフード
食:17時、そうめん、つゆ(干し椎茸と鰹節の手作り)、薬味(ネギ、ショウガ)
食:23時、ご飯、味噌汁(ワカメと大根菜)、納豆、サバのコチュジャン煮、ルンダン。



8月17日(月) 晴
暑い、暑い。家で水底が飼育しているカブトムシの幼虫17尾が暑さのあまり、土の上でのたうちまわっていたので、部屋に入れて扇風機をあて、水を振りまく。しばらくするとようやく地面にもぐり、安心してもぐもぐやりはじめた。ふう。

食:12時、ご飯、韓国味噌汁(豚バラ肉と大根、人参、インゲン、大根葉)、サバのコチュジャン煮。
食:20時、ご飯、野菜炒めイタリアン、野菜煮もの和風、豚肉味噌汁、納豆。

野菜炒めイタリアン…椎茸、ピーマン、ミニトマト、なすをニンニクとオリーブオイルで炒めたもの。

野菜の煮もの…大根、ジャガイモ、人参、ナス、インゲンを和風に煮たもの。



8月18日(火) 曇りちょっと雨
不思議な暑さと秋のような曇り空。93年を思い出すねえ。

食:12時、そうめん、つゆ(ナス、キュウリ入り)、ご飯、野菜炒めイタリアン、野菜の煮物。
食:20時、ご飯、豆腐とナスの揚げだし、野菜の煮物、野菜炒めイタリアン、納豆味噌汁(油揚げ、人参、納豆など)、ぬか漬け(きゅうり、ナス)



8月19日(水) 曇
夜はすっかり秋の虫が鳴いている。

食:12時、ご飯、豆腐とナスの揚げ出し、納豆、油揚げの焼いたの。
食:19時、野菜のカレー、ご飯、味噌汁(豆腐とワカメ)、キャベツのサラダ。

野菜のカレー…ニンニク、ショウガ、唐辛子、クミン、コリアンダー、ターメリック、醤油、ソース、ナンプラー、顆粒スープ、砂糖、人参、タマネギ、椎茸、ピーマン、ナス入り。あ、写真とるの忘れた。カレーの味がします。



8月20日(木) 晴
今日から私は九州方面へ、水底は名古屋、静岡方面へ。そのため、外食が中心となります。すいませんが、食日記はお休みということで…。

ところで、20日の夜は、水俣の山中にある無農薬茶の生産農家に泊まらせていただきました。ここがいいんです。人も、場所も。泊まったところは、その人がコツコツと作った「遊び場」で、16畳ぐらいの広さがある小屋。まん中に囲炉裏があり、そこに薪をくべながら焼酎を飲みつつ、だらだらとおしゃべり。火を見ていると、みんながやすらいでいく。その日は、地元の人や東京の人を合わせて6、7人が別に自己紹介するわけでなく、いろんな話題に盛り上がっていた。ほどよく酔ったところで、すぐそばの茶畑の畦にむしろを敷いて横になり、満点の星空を見上げて流れ星を探す、男二人…。
ニガウリとナスのみそいためがおいしかった。

(水底)
朝:6:30 東京駅中央通路・サンディーヌのテイクアイトカレー(\680)、黄金の烏龍茶(\130)
昼:12:30 安城市のスパゲティ屋にて、「とんみそ」(\680)、紅茶
夜:7:30 安城市友人宅にて、「マクルーバ」(アラブの炊き込みごはん)、きゅうり、ひじき煮
おやつ:バナナとキウィのケーキ、マスカットのシュークリーム



8月21日(金) 晴
私の実家、熊本県人吉市に帰りました。そこで、昔の納屋から出てきたお櫃と醤油升があったので、もらい受ける約束をして満足。お櫃は、樽のように背が高いもので、かぶせ蓋がついている、大所帯向けのもの。2升は軽く入るでしょう。
父親が今年は道楽でニガウリを栽培していたので、数本もらう。
もらってばっかりの帰省…。

(水底)
朝:8:00 トースト(バター添え)、ひじき入り鶏肉だんご、きゅうり
おやつ:シュークリーム
昼:13:00 東海市の友人宅喫茶店にて、特製キーマカレー(雑穀ごはん添え)、梅ジュース、紅茶
夜:20:00 インドネシア風鶏カレー、アラブ風鶏肉のスパイス焼き、ごはんによく合うローストビーフ、きゅうり、ひじき煮など



8月22日(土) 晴、一時雨
熊本県人吉市は人吉盆地のまん中にあって、夏は非常に暑い。さらに、山の気候なのですぐに変わりやすい。朝は晴れていて、洗濯物が1、2時間で乾くような天気だったが、昼頃急に曇りだし、雷が鳴り出したと思ったら、とても大きな粒の雨がぽつり、ぽつり、次の瞬間にはバケツの底が抜けてしまったような大雨と、稲妻、激しい雷鳴となった。
雨粒があたると身体が痛い。ああ、南国の雨だ。

食:10時、ご飯、アジの開き、大根おろし、ナスのぬか漬け、味噌汁。
食:12時半、ざるそば、かけそば。
食:17時、空港の豚カツ定食。
食:24時、赤飯(母親にもらった手作り冷凍品)

(水底)
朝:8:00 ゆうべの残りの鶏カレー
昼:12:00 安城のイタリア料理店にて、スパイシーな野菜スパゲティ
夜:8:00 御前崎の実家にて、刺身盛り合わせ、生しらす、インドネシア風鶏カレー、おくらとモロヘイヤのとろろ、海ブドウのドレッシング和え、イカ焼き など
おやつ:トップスのチーズケーキとチョコレートケーキ



8月23日(日) 晴

東京の空気は悪い。水も悪い。私も悪い。いや、別に体調は昨日と変わらないのだが。

食:12時、そうめんと、ご飯とレトルトのカレー、キャベツとゴーヤの炒めもの、薩摩揚げ。
食:20時、ご飯、唐辛子入り味噌汁(わかめと油揚げ)、納豆、キャベツとゴーヤの炒めもの、薩摩揚げ。

(水底)
朝:8:00 ごはん、麩のみそ汁、しらすおろし
昼:(記憶欠如)
夜:マクルーバ、トンボマグロの刺身、麩のみそ汁
おやつ:桜棒、梨



8月24日(月) 晴
一人だと、とたんに料理が手抜きになる。水底は旅行中。仕事がたまっていて、1日中パソコンの前に座る。昨夜は、アイザック・アシモフの『はだかの太陽』を読み直す。『鋼鉄都市』に続く、本格的推理ロボットSFなのだが、なかなかおもしろい。特に、アシモフは死ぬ前に彼の宇宙観であるロボット物と歴史心理学(宇宙史)ものを融合させて壮大な世界を読者に提供したのだが、そのふたつの流れを統一するキーになる作品が『はだかの太陽』である。もちろん、『はだかの太陽』を書いたときには、そこまで具体的な方向性はなかったであろう。他の作品もしかりである。つまり、アシモフは、最後にふたつの作品群を融合させるために、この作品群の中から、キーを探したはずである。それが、『はだかの太陽』である。そんな視点で読むと、ひとりの偉大なるSF作家の50年におよぶ思考の旅がかいま見えるようで実におもしろかった。
昨日から、鹿児島の黒豚皮付きバラをずっと煮込んでいる。こしょうを入れただけで白煮であるが、実にいいスープが出ている。一部はカレーに、一部はラーメンになるであろう。

食:12時、そうめん。
食:20時、ご飯、コチュジャン入り味噌汁(ワカメ、モヤシ、大根)、油揚げ焼き、メンチカツ、焼き鳥3本。

(水底)
朝:ゆうべの残りのマクルーバに目玉焼きをのせたもの
昼:そば(ネギ添え)
夜:8:00 タイ風焼きビーフン、トマトソースのスパゲティ、スパゲティとソーセージのチーズ焼き、わかめのみそ汁
おやつ:イカ焼き、ぶどう



8月25日(火) 晴
暑い。中国産の生姜が大きいので50円などというふざけた値段で売っている。ということで、旬の新生姜や谷中生姜が安い。市販品だが、大きいので200円とか、谷中で1束100円などと、まことに情けない価格である。
販売価格が50円ということは、中国を出るとき、価格は日本円では1円にもならないだろう。それでも出せるのは、市場が優れているからではない。単なる経済格差である。
そんなものを輸入するなよ。それで、国内農業を破壊して、誰が喜ぶというのだ。少なくとも、飯を食うわれわれは嬉しくないぞ。
こんなことをするのは、飯を食わないやつらに違いない。
生姜ひとつを買いに出て、ちょっと絶望的な気持ちになる。
ところで、生姜はカレーに欠かせません。

食:10時、梨(水底)
食:12時、きつね丼。(私)
食:12時、金屋駅でコモパンのデニッシュ(水底)
食:13時半、静岡駅の「魚河岸寿司」で、まわるお寿司を数種。紅トロ・赤貝・いわし・玉子など。(水底)

食:21時、カレーライス。(ふたりで)

きつね丼…油揚げと白ネギを作り置きのそばつゆで煮て、最後に溶き卵でとじたもの。知人のレシピを参考にしてつくる。うまい。いやあ、いいねえ。

カレーライス…一昨日から煮込んでいた黒豚皮付きバラのスープと肉を利用して、夏野菜のカレーを仕込む。具は、ニンニク、生姜、タマネギ、唐辛子、トウモロコシ、オクラ、ナス、ゴーヤ。


17日の野菜炒め 18日の豆腐とナスのあんかけ

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