2002年9月1日〜9日

初ぶどう 枝豆はぜいたくな食べもの

9月1日(日)
晴れ。暑い。まだ蝉が鳴いている。夕方、買い物に出る。仕事する。午前中にご飯を炊く。いりこでだしをとり、なすと芋がらの味噌汁をこしらえる。豚バラ肉とピーマン、キャベツの塩炒め、苦瓜の三杯酢あえ、冷や奴。夜は、豚バラ肉、人参、玉葱、ケチャップでオムライス。
長野県知事選挙。脱ダム宣言のあと、県議会側から不信任を突きつけられて失職を選んだ田中康夫氏が再選を果たす。圧倒的な支持を得た。衆愚政治がよいとは言わないが、民衆を愚弄し続け、「誰かが持ってきてくれるであろう仕事と金」で尊厳を傷つけてきたことへの反旗だと受け止めたい。重税感、社会的閉塞感は増し、それでも、市町村、都道府県、国の赤字はとまらず、そして、利と権にしがみつく人の多さに、自立のなさに人はうんざりしているのだと、だから、いらないものはいらない、苦しくても誰かに頼るようなことはやめようという候補が当選するのだと、信じたい。

届きもの:メロン。
購入:飲むヨーグルト、あめ玉、水。


食:13時、ご飯、味噌汁、豚キャベ炒め、苦瓜の三杯酢、冷や奴、ババガヌージュ、なすの揚げびたし、ポテトサラダ。
食:22時、オムライス、豚キャベ炒め、苦瓜の三杯酢、冷や奴、ババガヌージュ、なすの揚げびたし。



9月2日(月)
晴れ。仕事する。プールに行く。昼はトーストにいちごジャムを塗って食べる。水底が冷やしうどんを作ったので少しだけもらう。夜は、お好み焼きと豚汁。お好み焼きは豚バラ肉と海老、キャベツのみじん切り、にぼし粉、天かす、にんにく、卵、小麦粉を合わせてふっくらと焼いたもの。豚汁は、豚バラ、煮干し、干し椎茸、芋がら、人参、じゃが芋、葱、玉葱、青梗菜を煮たもの。あとは残り物。
いただきもののぶどうを食べる。甘いのだが、どことなくおいしくない。そこで、宅配の低農薬で土づくりをしっかりとしたぶどうと食べ比べる。そちらは、今日のは少し酸っぱかったが、香りがものすごく強く、身がしっかりしている。これに比べると、市販のものは果肉がふにゃふにゃしていて水っぽい。ジューシーとは違う水っぽさである。水底曰く、果汁100%のジュースと、ファ○タグレープぐらいの違い。まさしく。甘ければいいわけではない。香りや複雑な味わいが単純な甘さをおぎなうことを忘れたくない。
東京電力経営首脳陣退陣、三井物産経営首脳陣退陣、日本ハム創業家首脳陣退陣、少し前だが、雪印乳業、食品首脳陣退陣…。東京電力と三井物産の経営トップは経済界のトップリーダーでもある。ますます迷走する日本の産業と経済社会。若返ることをとりあえずよしとしておこう。それにしても、これら企業を所轄監督していると豪語する中央官庁のトップはのうのうと暮らしている。そのことが腹立たしい。

購入:飲むヨーグルト。

食:12時、トースト、いちごジャム、グレープフルーツジュース。
食:21時、ご飯、ケチャップライスの残り、豚汁、お好み焼き、苦瓜の三杯酢、納豆。


9月3日(火)
晴れ。新橋の事務所にでかける。ご飯と豚汁とキムチを煮て食う。夕方、水底と町で落ち合い、久しぶりにハンバーガーを食べる。フレッシュネスのハンバーガーは、モスとならんで好きな味。
夜は、鰺の塩焼き。なすと葱の味噌汁。なすのにんにく塩炒め。味噌汁のなすは佐土原なすで、炒めたなすは長なすである。なすの使い分けが寛容。本日は、おいしい方のぶどうを食べる。
パソコンの設定を行う。
株価が下がっている。1983年の水準だそうだ。83年といえば私が大学に入った頃で、まだバブルの手前であった。大学生は、下宿屋に下宿。風呂は銭湯。夕方の大学にはジャージとはんてんで歩く学生の姿がちらほらとしていた。風呂付きの1ルームマンションなどまだなかった。お金はあまりなく、食事を選ぶか、本を選ぶか、遊びを選ぶか…という日々だった。85年になると、学生の姿がずいぶん変わった。1ルームマンションは当たり前、みなりのいい格好、高い仕送り…。まだ、経済に興味はなかったが、この頃から、バブルへの道をたどっていたのだろう。それから約20年分に日本が産んできた株という資産はすべてはじけとんだ。
それでも、道路はでき、生活は苦しいながらも20年前よりはるかにいい。働かなくても親のすねをかじっていればなんとかなる20代、30代の人間が社会問題になるほど存在している。働き盛りの人間を遊ばせておけるほど裕福なのだ。その証拠に、彼らは仕事がないといって暴動を起こしたり、デモを起こしたりしていない。本当には困っても怒ってもいない。だから、仕事がないのではなく、やはり、遊んでいるとしかいえない。本当に仕事がないのならば、もっと、暴れればいい。そうしたら、社会は社会として対応をはじめるだろう。対応できなければ、悲惨な社会が生まれるだけだ。

購入:鰺、納豆、小松菜。

食:11時、豚汁キムチ雑炊。
食:16時、ハンバーガー、オレンジジュース。
食:22時、ご飯、味噌汁、納豆、鰺の塩焼き、なすのにんにく塩炒め。


9月4日(水)
晴れ。昼、水底が買ってきていたレトルトのカレーを食う。新宿中村屋のものらしい。やはりレトルトはレトルト。レトルト臭は逃れられない。人参を刻んで茹でて塩入ヨーグルトであえたサラダはうまい。夜も水底。なすと葱のトマトスパゲッティ。これに、なすの皮をむいて茹でて塩入ヨーグルトであえたサラダ。こちらも美味。デザートはメロン、いただきものである。実においしい。1年に1度、本当においしいメロンをいただければ、それで満足だ。プールに行く。

購入:納豆、ヨーグルト、卵、葱、ぶどうロールパン、鰹節削りふりかけ用。

食:14時、カレーライス、人参サラダ。
食:17時、アメリカンドッグ(購入)
食:22時、トマトスパゲッティ、人参サラダ、なすサラダ。



9月5日(木)
晴れ。水底の体調悪し。首が痛いというので整体に連れて行く。朝、ぶどうロールパン、チーズ、いちごジャム、飲むヨーグルトなどで食事。夜、ご飯を炊き、納豆にしそと葱をまぜ、焼き鳥を焼き、にらをにんにくと卵で炒める。味噌汁はかつおぶしだしでなすと葱と油揚げ。枝豆ととうもろこしを茹でる。明日から出張。

宅配:鶏皮、焼き鳥、胸肉、もも肉、とうもろこし、枝豆、ルッコラ、カラーピーマン、しそ、いんげん、きゅうり、ズッキーニ、レタス、にら、なす、梨、豆腐、油揚げ。

食:9時、パン、ジャム、チーズ、ヨーグルト。
食:21時、ご飯、味噌汁、納豆、焼き鳥、にらたま、なすサラダ、鉄火味噌、枝豆、とうもろこし。



9月6日(金)
雨ときどき曇り。佐渡に出張。朝、立ち食いそばを食べる。昼、お弁当に鮭いくら弁当を食べる。トキセンターなどに行く。夜、私が事務所でごろごろしている間に小鰺とさわらを大量に釣ってきた事務局長と同行のE氏。そこで、小鰺を天ぷらにする。100尾以上あったので50尾ぐらいは揚げる。ピーマンをゆでて三杯酢あえをこしらえる。かぼちゃ、玉葱、じゃが芋、ピーマン、なす、生姜、トマトジュースでポトフをあつらえる。それらでご飯を食べ、ビールを飲み、いい気分で寝る。

食:8時、立ち食いそば。
食:12時、鮭いくら弁当。
食:19時、ご飯、ビール、ポトフ、ピーマンの三杯酢、小鰺天ぷら、さわら天ぷら、鰺の塩焼き、いか、たこ、鰺の刺身など。



9月7日(土)
曇り。午前中はごろごろする。午後、佐渡の棚田を回り、夜は農家中心でトキとの共存ができる農業の農法と経済について議論する。やがてトキを野生にはなす日は来るであろう。そのときに一番の利害関係者は農家、とりわけ米農家である。田んぼをどうするか、農薬をどうするか、湿地や冬場の餌場をどうするか、稲の被害をどうするか、今から考え、実験し、実践し、決めておくことは多い。お金がどこかから無尽蔵に来るわけではない。また、関心も放鳥してから数年がいいところであろう。それまでに、農業と経済のしくみをつくっておかなければ、トキと人間との共存はできない。今が肝心な時である。
朝、民宿にてうまづらの煮付けを食べる。昼は事務所でご飯と味噌汁と天ぷらの残り。夜は、温泉でうどんとカツ丼のセット。夜中、議論しながらビールを飲み、焼き鳥などをつまむ。古いお寺の境内で議論を行い、そのままそこで宿泊。

食:7時、ご飯、味噌汁、うまづらの煮付け、サラダ。
食:12時、ご飯、魚介類の味噌汁、天ぷら。
食:18時、うどん、ソースカツ丼。
食:21時、ビール、焼き鳥など。



9月8日(日)
曇り、晴れ、雨など。佐渡から川越へ、そして自宅へ。川越で勉強会があるため、佐渡の1番ジェットフォイルで新潟に渡り、新幹線などを乗り継いで川越へ午前中に到着。新幹線の加速度が腰にこたえる。川越で昼食、夕食を食べる。帰宅し、ぐったりとつかれて睡眠。

購入:一夜干しいか。
いただき物:栗、お茶。


食:6時半、栗おこわおにぎり。
食:7時、うどん。
食:12時、和風お弁当。
食:19時、松花堂弁当。


なす、なす 味噌汁にも、なす
オムライスと なす
鰺の塩焼きと なす(ババガヌージュ)
なすのスパゲッティと 焼鳥

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