2001年9月1日〜7日
来た、来た、来た、来た、秋が来た。 秋刀魚だ秋刀魚だ、さんまだあ。

9月1日(土)
晴れのち曇り。河口湖のステラホールという円形野外ホールに行く。インドネシアの竹ガムラン、スアールアグンの11回目となる来日公演である。今回は、ジョイントイベントで、ゴンチチ、RIKKI、知名定男が登場。スアールアグンは、バリ島、ゴンチチはエスニックなギター、RIKKIは鹿児島県奄美大島、知名は沖縄である。標準的日本語の歌は、RIKKIが少しだけ歌ったのみであとは言葉が違う、音楽が違う世界である。いずれも野外がとても似合う音ばかり。空に抜けていく音が心地よい。昼は、コンビニでパンを食べる。夕方、会場に出ていたタイのビーフン麺(タイラーメン)を食う、このタイラーメンがまさしくタイ風なのだが日本人向けにアレンジしてあってとてもおいしかった。帰りはSAでカツカレーを食べる。夜中、少しお腹がすいたので、キャベツを千切りにして、サンマの蒲焼き缶をあけ、久々のビールを飲む。水底、おもむろに湯を沸かし、お茶漬けを食べはじめる。一口も食べさせてくれない。そこで、少しだけお茶漬けをこしらえて食べる。悪徳。
風が秋に変わった。

食:12時、コンビニサンドイッチ。
食:16時、タイ風ラーメン、マンゴージュース。
食:21時、カツカレー。
食:25時、キャベツ千切り、サンマ蒲焼き缶、お茶漬け、ビール。


9月2日(日)
晴れのち曇。洗濯、掃除する。昨日水底が買ったスアールアグンのジェゴクCDは一昨年、私たちが行った葛飾での演奏のライブ盤だった。感動。洗濯物を干す手を休めて見れば、アオサギが一昨年いた位置に戻っている。なにごともない1日だが、腰の調子がよくなるわけでもない。秋が来たのを実感するのみ。
昼は、パンとレバーペーストとチーズ、それに、野菜スープ。野菜スープには、干し椎茸、ニンニク、タマネギ、人参、じゃが芋、カボチャ、ピーマン、ナスを入れる。それを煮て、塩コショウしただけ。シンプルだが、おいしい。近所さんのN氏来訪。彼が今年頭まで住んでいた長野県伊那市の名物ローメンをこしらえてふるまう。水底、ポテトサラダ、ナスのごまだれをこしらえておく。

購入:みかんジュース、ごま油、モヤシ。

食:13時、パン、チーズ、レバーペースト、イチゴジャム、野菜スープ。
食:19時、ローメン、ご飯、ポテトサラダ、広島菜漬け、ナスのごまだれ。


9月3日(月)
曇時々雨。新宿で会議。会議後、O山氏と台湾料理屋で昼飯を食う。豆腐と豚肉の野菜炒めとミニ麺にご飯。帰宅して一眠り。夜、水底のリクエストで麻婆ナスをこしらえる。先日、見知ったばかりのレシピがあり、手順のみ忠実に再現する。量はいつもの通り適当。ニンニクとショウガを細かく刻み、豆板醤に砂糖やみりん、ニョクマムなどを加えて調整し、豚挽肉をしっかりと炒め、葱をたっぷりと刻み、ナスを切り、素揚げし、すべてを煮て、味を調え、軽くとろみをつける。レシピに従うと、プロっぽくなるものだなあ。

食:12時、台湾料理の定食。
食:22時、ご飯、麻婆ナス、揚げ豆腐、納豆、ポテトサラダ、ナスのごまだれ、広島菜漬け。


9月4日(火)
雨。秋をいざなう雨が降る。雨がやんだ夜、空には少しだけ欠けた丸い月。少し冷たくなった月。荒川区の三ノ輪まででかけて講演。神経痛が厳しい。しゃべっていると平気なのだが、静かに電車で立っていると痛みが厳しい。座ることもままならないほど痛い。しかも、朝から風邪気味で頭が痛い。なんとかこなして帰宅。ぐったり。昼は、昨日の麻婆ナスを食べる。夜は、水底が肉うどんをこしらえる。だしは、昆布とアジの煮干し。豚肉とタマネギ、油揚げを甘く煮たもの、小松菜、葱がたっぷり入っていた。とても身体が暖まる。うどんは薬である。

食:13時、ご飯、麻婆ナス、揚げ豆腐、ポテトサラダ、ナスのごまだれ、味噌汁の残り、広島菜漬け。

9月5日(水)
晴れ。病院の待合室でテレビを見ていたら、天気予報のおじさんがあんパンのような雲が空に浮かんでいると言っていた。あんパンのような雲は、大気が安定している証拠だそうだ。あんパンの雲。あんパンがたくさん売れるのだろうか、こんな日は。
このところ寝っ転がってラップトップパソコンで仕事をしているので、メインのパソコンをあまり立ち上げていない。ただ、ファイルサーバにしているパソコンは常時立ち上がっているので、そこからファイルを引っ張ってきて作業するのである。不都合はない。
昼は、先日の熊本行きで買ってきた有名店の豚骨ラーメン(熊本ラーメン)をこしらえる。具は、小松菜、葱、キクラゲ、それに昨日の豚とタマネギの煮込みである。さらにご飯も炊いてくれたので、ラーメンを堪能する。口の中がニンニク臭くなる。そのまま病院に行ったのでいい迷惑だったろう。夜は、カレーをつくる。
鶏の挽肉を炒める、ニンニク、生姜、玉葱、人参のみじん切りを炒める、オリエンタルのカレールーを入れる、いろいろ入れる。完成。

購入:牛乳、大麦。

食:13時、ラーメン、ご飯、広島菜漬け。
食:22時、チキンカレー、広島菜漬け。


9月6日(木)
晴れ。昼に新橋の事務所に行く。打ち合わせなどなど。 家のまわりの保安林で秋の虫が騒がしくなってきた。本格的な秋虫の季節ともなれば、耳が聞こえなくなるぐらいに騒がしくなり、ひとつひとつの音の聞き分けもできなくなる。今ならまだ音に波があり、その中にいくつかの虫の聞き分けもできる。いずれにしても秋。
昼は、コンビニの助六弁当を食べてよしにする。夜は、カレーの残りと、サンマの塩焼き、サンマの刺身、ミョウガと豆腐、油揚げの味噌汁、ナスとミョウガの味噌炒め、モヤシのナムルと、大ごちそう。

宅配:枝豆、梨、リンゴ、カボチャ、人参、モロヘイヤ、ミョウガ、小松菜、ししとう、ニラ、ナス、じゃが芋、豚挽肉、鶏もも肉、豆腐、油揚げ。

購入:サンマ。


食:12時、助六弁当
食:22時、ご飯、カレー、サンマ刺身、サンマ塩焼き、味噌汁、ナスとミョウガの味噌炒め、モヤシのナムル、広島菜漬け。


9月7日(金)
曇り、早朝に家を出て鎌倉のカイロプラクティス師のところに行く。痛くなく、ぽきぽきでもなく、骨や関節や筋肉を調整していく。高齢だが、高齢ゆえの職人、達人という感じ。子どもの頃、剣道の竹刀を作る職人がいて、何度か練習用の竹刀を作ってもらったことがある。そのときの職人さんと雰囲気が似ている。もちろん、その職人さんももうお亡くなりだろう。剣道の先生も、書道の先生もお亡くなりになられた。小学校のときの先生も亡くなった。人は死ぬ。時間が経てば。カイロプラクティスのおかげで少し楽になったが痛みはとれない。残念。
台風がふたつ接近中。明日から荒れるか。
朝、サンマの塩焼きの残り、おにぎり、味噌汁の残りを食べる。昼は家に戻ってから、水底がカレーをトマトジュースでのばしたたれに平たいパスタをからめて食べる。夜は水底がいろいろつくる。

届きもの:米。

食:6時半、おにぎり、サンマ塩焼き、味噌汁。
食:14時、カレーパスタ。
食:23時、ご飯、味噌汁、サンマの漬け、納豆、じゃが芋とマカロニのサラダ、モヤシナムル、カレー、ナスとミョウガの味噌炒め、広島菜漬け。


まだ夏野菜がおいしい季節でもある 伊那名物ローメン。羊の肉がよくあうのだ
麻婆ナス。季節ものです。 熊本・黒亭のラーメンは、店の味を再現している。麺もスープも。

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