2000年9月4週
モロヘイヤを軽く茹でて刻む、刻む、刻む。とろとろ

9月22日(金)
晴れ。仕事をする。パソコンを組み立てる。仕事でお世話になっている茨城県八郷町の生産者から野菜などが届く。届きものリストの通りで、たっぷりの野菜と果物。うれしい。おいしい。
そこで、昨日届いた大根の葉と人参葉をジャコと桜エビ、ゴマで炒めて醤油とニョクマムで味付けしたしめりふりかけをつくる。昨日の味噌汁の残りに、空芯菜を入れて増量。残りご飯はチャーハン。卵、キャベツ、ニラ、ニンニク、イワシはんぺん、ニンジンが具となる。味は醤油とニョクマム。定番である。
夜は、普通にご飯を炊き、イワシはんぺんをフライにする。鶏の手羽元は唐揚げにする。低温の油でじっくり揚げて最後に強火でからりとさせるのが骨付き肉揚げのコツである。たくさんもらったモロヘイヤをひと茹でしてから刻んだモロヘイヤとろろ、モロヘイヤとゴマのスープをこしらえる。昨日、水底がつくったシメサバを食べる。昨日残ったカツオの刺身は、漬けにして熱々のご飯で食べる。梨をデザートにする。果物は食日記にあまり書いていないが、届いたときには食べているのである。ヨーグルトもしかり。

届きもの:ニンニク、モロヘイヤ、空芯菜、ナス、インゲン、シシトウ、ネギ、キュウリ、ニンジン葉、ブドウ、梨、シソジュース、イチゴジャム

食:13時、チャーハン、味噌汁、小アジの南蛮漬け、大根葉と人参葉の炒めふりかけ。
食:21時、ご飯、モロヘイヤトロロ、モロヘイヤスープ、鶏の唐揚げ、はんぺん揚げ、シメサバ、カツオの漬け、小アジの南蛮漬け、大根葉と人参葉の炒めふりかけ。


9月23日(土)
秋分の日。雨。午前中から土砂降りになる。昼はキャベツ、豚肉、卵を入れたインスタントラーメンにするがスープベースは昨日のモロヘイヤスープ。夜は、初鍋。昆布を敷き、大根、里芋、鶏もも肉、白菜山盛りを入れて煮る。最後に豆腐を加えて煮る。白菜の白濁したスープが実にうまい。今年もいよいよ鍋の季節。白菜を食べまくろう。私は酢醤油、水底はお手製ごまだれで食べる。これも季節だ。
オリンピックサッカー、日本はアメリカの試合で負ける。残念だったが試合としてはおもしろかった。

食:14時、ラーメン、ご飯、小アジの南蛮漬け、大根葉の炒めふりかけ。
食:22時、ご飯、鍋、シメサバ、小アジの南蛮漬け、大根葉の炒めふりかけ。


9月24日(日)
晴れ。雑炊をつくる。これが食べたくて、鍋をしているところもある。鍋をすると汗をよくかく。水分を自然な形で吸収するからだろう。代謝をよくして健康維持である。掃除をする。エアコンのフィルターがどろどろになっていた。ちゃんと掃除をするようにしよう。夜は、水底がトマトソースをこしらえ、鶏と豚とナスのスパゲッティ。それに、エジプトのナスサラダという炒め物。こちらは、ナスとタマネギとシシトウ。キュウリとニンニク入りポテトサラダも食べる。

食:14時、雑炊、小アジの南蛮漬け、大根葉の炒めふりかけ。
食:21時、ナストマトスパゲッティ、ポテトサラダ、ナスのエジプト風サラダ、小アジの南蛮漬け、大根葉の炒めふりかけ。


9月25日(月)
晴れ。水底友人らの誘いで、寿司の食べ放題に行く。回らない寿司屋で、1時間勝負である。マグロ(とろ)、イカ、タコ、エビ、穴子、サーモン、アジ、シメサバ、サンマ、イワシ、シマアジ、赤貝を食べる。青物が多いのはこちらの趣味で、イクラ、ウニ、アワビなどのネタもたっぷり揃っていた。シメサバが一番おいしかったのだ。
夜、ご飯を炊き、里芋、大根、インゲン、空芯菜、ほうれん草の味噌汁をつくる。トマトソース入りオムレツを焼き、あとは昨日の残りを食べる。

食:11時、お寿司食べ放題(外食)
食:23時、ご飯、味噌汁、トマトソースオムレツ、ポテトサラダ、ナスのエジプト風サラダ、小アジの南蛮漬け、大根葉の炒めふりかけ。


9月26日(火)
曇り。あまりなにもしていない。仕事を少々か。昼にキャベツと豚肉、きくらげを入れた熊本ラーメンをつくる。この前妹が来たときのおみやげ。夜は、オリエンタル食品のハヤシビーをつくる。タマネギ、豚肉が具なのだが、それに、ニンジン、ナス、インゲンも加える。味は、ハヤシライスではなく、昔の小麦粉炒めトマト風ごはん。昔々、学校給食に出てきそうな味である。まずくはない。おいしいのだが、ハヤシライスではない。もちろん、カレーでもない。むー。

食:13時、ラーメン、ご飯。
食:21時、ハヤシビー、ご飯、トマトソースオムレツ、コールスロー。


9月27日(水)
晴れ。洗濯する。仕事もする。昼は昨日の残りご飯。夜は、鍋。昆布を敷き、干し椎茸をふたつ、鶏と豚を少しずつ入れ、白菜を鍋一杯に詰め込む。30分以上煮る。最後に、豆腐と魚肉のつけ揚げ製品を入れてしばらく煮込み、できあがり。酢醤油、ごまだれ、柑橘酢などでそれぞれに味付けして楽しむ。

購入:豆腐、魚肉つけ揚げ製品、ヨーグルト。

食:14時、ハヤシビー、ご飯。
食:22時、ご飯、鍋。


9月28日(木)
晴れ。とてもすてきな晴れ。洗濯をして、仕事して、多摩川を散歩する。久しぶりに遠出をして買い物。食料品を買い込む。昼に雑炊を食べる。昨日の鍋の残り汁にご飯を入れる。10分ほど煮る。ネギとショウガを刻んで入れる。醤油などで味付け。溶き卵を入れて火を止める。1分ほど待ち、卵をかき回して半熟状態にする。食べる。
買い物先その1は、コーヒーやお菓子、イタリアン、エスニックなどの食材屋である。偶然セールをやっている。パスタ類が安い。450g弱のパスタ2つで100円。もうちょっとお高いのでも、3つで250円などとなっている。チェルノブイリの残留放射能があるんじゃないかというような価格である。買ったけど、ここまで安いと不安ですね。そういえば、昔、フィリピンに行ったときの話。ちょうどフィリピンは工業化のまっただ中で、ちょっと前の日本のように農地を半分に減らして、その分工業化し、食料が足りなければ輸入しようという政策をとっていた。今もそうだが。そこで、タイから安い米が大量に入ってきた。なにぶんにも日本に来るようなおいしいタイ米ではなく、タイの人も食べないようなクズばかりである。その中でも安い米がある。一方、私が会ってきたのは、そんな米さえも食べられないような貧しい人達。ところが、彼らが言うに、一番安い米を食べたら、身体の調子が悪くなった。あんまり安いのはどこか危ない。だから、一番安い米はどんなに困っていても買わないとのことである。さて、日本に来る輸入品はどうかな。それにしても、できるだけ食料は国産品、しかも、自分が製造工程や製造者を知っているものしか買わないようにしているのだが、パスタなどはどうしても輸入品になる。国産パスタもあるのだが、国産パスタは、学校給食で昔食べたソフト麺を再現したいような時にしか買わない。残念だが、小麦の質が違うのである。
買い物先その2は、総合スーパーだが、生鮮三品の質がいいことで知られている。特に有機とか、こだわっているわけではなく、市場で質のいいものを仕入れる目を持っているバイヤーがいて、しかも、バイヤーが、毎日の販売で店頭に出ている店である。だから、客とのコミュニケーションがしっかりできているのだ。そこで、大きめのイナダが580円で売られていた。エラ、ハラを抜いて購入する。脂が乗っている。天然物である。今年は、イナダがたくさん出ている。サバやアジ、サンマも多い。マグロも多いらしい。その代わり、イワシが高級魚になっている。このイナダ、水底が三枚におろして、半身をオーブンで焼いた。ニンニク、ジャガイモ、セロリの葉などを敷き詰め、塩、コショウ、オリーブオイルをかけたものである。味はおいしいが、とにかく大きい。半身でも二人ではとても食べきれない。鶏の丸焼きよりも身の量は多い。魚と鶏を比較してはいけないが、魚は肉が多いなあ。半身の半分も食べきれず、明日あらためて調理することに決めた。
夜は、水底によるエジプト料理。モロヘイヤ、鶏、タマネギ、セロリのスープ。鶏とタマネギスープの炊き込みご飯。トマトと唐辛子のジャガイモサラダ。シンプルでおいしいのがエジプト料理。イナダは本日の特別献立である。一番大きい顔をしていたけれど。

購入:パスタ(スパゲッティ類数種)4kg弱、トマト缶8つ、アンチョビ缶、フレークカレールー2つ、クミンパウダー、クミンシード、オリーブオイル、里芋、タマネギ、メークイン、セロリ、イナダ、合い挽き肉、鶏もも肉、鶏ぶつ切り、豆腐、油揚げ、冷凍うどん、チーズ、はい芽入り食パン、ごま油、ニンジン、小松菜、トマトケチャップ、牛乳、インスタントラーメン、発芽玄米。

食:14時、雑炊。
食:23時、鶏味ご飯、モロヘイヤスープ、トマトジャガイモサラダ、グリルイナダ。


9月29日(金)
晴れ。朝から外出。裁判の傍聴と新橋の事務所でうち合わせ。その後秋葉原へ行く。A3レーザープリンタの型落ちが安く出ていて、動揺する。実は、使用しているA4レーザープリンタがあまりの酷使に耐えかねて3年ほどでダウンしてしまった。尋常でない量を出力していたのでやむを得ない。紙送りがおかしくなっているだけなので、数枚出力する分には構わないが、大量出力をしようとすると、どうしようもない。買い換えを検討していたところ。それにしても、モニタ、ルータ、パソコン、プリンタと、酷使していた数々の物たちが反乱をしている。商売道具だけに、これを無視するわけにはいかない。ちょっと設備投資。
昼に打ち合わせを兼ねて裁判所の食堂でご飯を食べる。メンチカツ。定食屋方式で、頼むとすぐに出てくる。皿をポリプロピレンの台座兼ラップで重ね合わせてあって、それを並べるだけである。
夜は、水底がサツマイモとジャガイモをオーブンで焼く。昨日のイナダの身をほぐし、ビール、小麦粉、泡立てた卵白で衣を作ってくれた。それでイナダをフリッター風に揚げる。フィシュアンドチップスみたいなプレートができあがる。これに、イナダの半身を漬けにしたものを少し、熱いご飯につけて食べる。

食:12時、メンチカツ定食。
食:21時、ご飯、イナダの漬け、モロヘイヤスープ、トマトジャガイモサラダ、白身魚のフリッター、サツマイモとジャガイモのグリル焼き。


9月30日(土)
曇りのち雨。午前中起きて秋葉原へ車を走らせる。プリンタを購入。モノクロレーザーA3出力。大きい。ついでに懸案のLAN強化とパソコン新増設に乗り出す。パソコンは水底用で、わが家最強となる。CPUにAMDのDuron600を採用。
さて、ここ数日、左肩が痛い。1週間ほど前に虫に刺されたようだったのだが、どうやらムカデに何度も刺されていたようだ。昨日の夜、大きなムカデが出る。なんとか殺す。それから考えるに、この左肩から左腕の痛みは、ムカデに刺された毒のためだったようだ。数日経っても、時々ずきずきと痛む。よくよく見ると、ちゃんと刺されあとが2カ所ずつついている。がぶりとかまれたからだ。ムカデの毒で死ぬこともある。無事で良かった。少しずつ痛みはひいている。
学校給食のソフト麺を食べる。水底が昨日の夜からミートソースを作っていた。トマトケチャップ、味噌、カレー粉などが登場する。国産スパゲッティを芯がなくなるまで茹で、その後ポリプロ袋に入れて冷蔵庫で冷やし、さらに電子レンジで蒸した状態にして、ソースに絡めて食べる。すると、昭和50年代から学校給食に盛んに登場したソフト麺のミートソース味が完成するのである。あの味である。水底、これが食べたくてどこかからこのレシピを入手したらしい。それでスパゲッティを食べる。水底妹のところに車で寄る。寿司をくれる。それも食べる。

食:11時、イナダのかき揚げサンドイッチ。
食:16時、コンビニおにぎり(外食)。
食:22時、ご飯の残り、学校給食ミートソーススパゲッティ、イナダの漬け煮、寿司。


ええい、ひかえい。シメサバであるぞ たまには食べたいお肉の固まり。これも自家製カリカリ

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