2000年7月1週
ミニトマトは自家製。赤くても涼しいですね

7月1日(土)
2000年後半に入る。晴れ。蒸し暑い。とにかく暑い。本庄市に仕事で行く。埼玉県本庄市である。高速道路が暑い。うんざりするほど暑い。室内で話をしていても暑い。クーラーが入っていても暑い。午後4時、神津島で震度6弱の地震。1名死亡。都市と農村では、災害の規模が違う。高速運転中、ラジオを聞いていたのだが、地震に対し、杓子定規に会議をしたり報告を行う政府の対応に苦笑。危機管理担当官の会見が、しどろもどろで、人心に不安を与えるもの。危機管理担当官としては、プレゼンテーション能力も重視されるべきではないだろうか。
食事はパーキングで食べる。関越道路の前半にあるパーキングは、東名や中央のようにトラック需要が少ないのか、おいしくない。個性もない。ただでさえ暑くて食欲が湧かないのに、がっくりする。米と味噌汁がとりわけまずかった。米はなんとか喉を通したが、味噌汁は一口飲んだだけ。ラーメンもまずかった。夜は、ご飯を炊き、キュウリとキャベツを塩もみして酢とマヨネーズで和える。ダイコンをすりおろし、桜エビ、青のり、すりゴマ、だし醤油、酢を入れる。さわやかな味。ご飯を食べ、ぐったりと寝る。

届きもの:ビールセット(お中元)

食:12時、コロッケ定食(パーキング、私のみ)
食:17時、ラーメン(パーキング、私のみ)
食:22時、ご飯、カレーの残り、キュウリとキャベツのサラダ、ダイコンおろし混ぜ混ぜ、納豆。


7月2日(日)
曇り。雷鳴。強風。一時雨。新月。都心などでは大雨となったらしいが、こちらはほとんど降らなかった。今日も暑い。家で仕事。大阪の雪印乳業で加工した低脂肪乳による7000人規模の食中毒。原因は黄色ブドウ球菌。工場内の洗浄がきちんとできていなかったらしい。大手の加工品だからといって盲信してはいけない事例の典型。それから、大量生産で問題が発生した場合、リスクが大きいということの典型でもある。そして、事故は起きるものという前提でリスクを考え、対応を用意することができない日本社会の典型的な事故と対応でもある。1000人の顧客中0.1%のミスとは1人である。顧客が100万人になれば、同じ0.1%のミスは1000人になる。事故、クレームは比率でなく、数で考え、それを減らすべき。ある警備会社の創業者が急成長する自社の社員に対してこのような意味のことを言っていた。大きいということは、そのこと自体がリスクでもある。大きい企業、工場を否定することはないが、このリスクについて考えることは大切だと思う。
水底が食事をつくってくれる。衛生管理は自己責任。昼はそうめん。薬味はすりゴマ、ネギ、海苔、大葉。ナスをレンジで加熱し、裂いて、だし入り酢醤油につけたものが登場。これからの季節、水底の定番料理である。夜も水底がつくる。ジャガイモ、ニンジン、カボチャ、タマネギ、ネギ、ダイコン、トマトが入ったポトフである。オレガノが効いている。これに、マヨネーズと粒マスタードがまざったようなアイヨリソースをかけていただく。昼のナスにスライスしたダイコンが加わっていた。
なお、夕方、外出するついでにコンビニで菓子パンを買う。水底はチョコレート入りデニッシュ。私はカレーパン。それに、私のみコカコーラ。年に1回ぐらいの「コーラの日」である。そういう日もあるのだ。
ちなみに、日記に書いていない嗜好品としては、缶コーヒー、コーヒー、時折食べるチョコレートや柿の種などがある。

購入:菓子パン、コカコーラ。

食:14時、そうめん、ゆで豚、ナスの三杯酢、薬味、ご飯。
食:20時、菓子パン。
食:23時、ご飯、野菜のポトフアイヨリソース添え、ゆで豚、ナスとダイコンの三杯酢。


7月3日(月)
晴れのち曇り。暑い。終日自宅にて仕事。水底は午後から外出。友人とそばを食べに行く。ネズミとともに働く。パソコンのモニターが突然ピンク色に変わる。どうしようもない。修理に出すことにして、水底のモニターを奪う。水底には予備の15インチを渡す。ひどい私。
昼には、焼きめしをつくる。タマネギ、ピーマン、ゆで豚を刻んで炒め、卵を炒め、ご飯を炒め、塩と醤油で味付けする。薄味が決めて。これと昨日のポトフをいただく。夜は、水底がいないので、インスタントラーメンで済ませる。煮干し、ゆで豚を入れ、小松菜、ピーマン、ネギ、海苔、卵を添える。麺を別に茹でたら、あまりに味気ないので醤油を足して食べる。麺に入っている油と塩分が抜けるとおいしくなくなるインスタントラーメンは多い。どうしたもんか。

食:14時、焼きめし、ポトフ、ナスとダイコンの三杯酢。
食:22時、インスタントラーメン、ご飯(私のみ)


7月4日(火)
曇り。夕方都心では激しい雷鳴豪雨となったらしい。赤坂付近は車が浸水し、流されたり、エンジンがかからなくなったそうである。水底外出。第二次森内閣発足。水底の外出と内閣発足は無関係であり、豪雨と森内閣発足も無関係である。私は終日自宅でFMラジオを聞きながら仕事。昼、水底がご飯を炊いてくれた。夜は、そのご飯の残り約1合半をケチャップライスにする。タマネギ、ピーマン、卵を炒め、ご飯を炒め、ケチャップを加え、最後に醤油を少々たらしたもの。上出来。魚肉ハンバーグを炒める。小松菜、ダイコン、油揚げ、ネギの味噌汁をつくる。ひとり食べる。水底にも残しておく。水底、帰宅後食べる。水底は友人夫婦と水底妹の4人で韓国風焼肉を食べる予定であったが、くだんの雨で予定していた焼肉屋が臨時休業となり、急きょ探し回って韓国コムタンスープご飯屋に行ったのである。そこで、帰ってからも一食食べることと相成る。水底がとても好きなメニューのひとつである。私も少し食べるつもりでいたが、気が付いたら全部食べられていた。

食:12時、ご飯、ポトフ、納豆。
食:19時、ケチャップライス、魚肉ハンバーグ、味噌汁。


7月5日(水)
曇り。明け方まで仕事。一眠りして車で新橋の事務所へ。その後秋葉原に行き、19インチのモニターと新橋の事務所用メモリ類を購入。ふたたび新橋の事務所に戻り一仕事。帰宅して仕事。明け方まで。
19インチのモニターは大きい。今販売されている19インチ・フラットディスプレイ・トリニトロン方式モニターの中ではもっとも安いメーカーの、さらに安くなったものを購入。消費税を入れて5万円ほど。わが家にある17インチモニター2本はいずれも7万円前後で購入したもの。時代の急激な変化にあらためて驚く。しかし、大きくて重い。本体重量で約28kg。もっと軽いのもあるが、値段にはかなわない。画面が一気に大きくなってちょっとうれしい。
食事は、朝、昼とコンビニになる。いずれも車の中で食べる。朝は大手コンビニチェーンのオリジナルパン。昼は、弱小コンビニチェーンで購入したのだが、秋葉原のこのコンビニはチェーン関係のサンドイッチやおにぎりの他に、地元で作られているおにぎり、手作りパンを置いている。以前にも書いたが、このおにぎりとパンはおいしい。おにぎりは、ちゃんと白ご飯を炊き、表面に塩をつけて握ったもの。海苔も直に巻いてある。大量生産のおにぎりは、油と塩を入れた水でご飯を炊いているので、例の乾いた海苔をポリ袋にはさんで手品的技で乾いた海苔をおにぎりにつけるという芸当ができる。ご飯の表面が油におおわれているからだ。ただ、塩が全体についているので、味が単一になり、まずい。その点、ちゃんとつくったおにぎりは、塩味のところと白いところと具と海苔で複雑な味を楽しめる。おにぎりの醍醐味はここにある。白い味のご飯が必要なのだ。また、ここのパンは、たとえばハンバーガーひとつとっても、決して牛肉100%ではない。つなぎや野菜をたっぷり入れた豚肉ハンバーガーに中濃ソースがかけられ、レタスが挟み込まれ、見た目には不格好だが、味はおいしい。コロッケバーガーも、カレーパンも、メロンパンも、みないかにも時代遅れの素朴なものだが、郷愁をそそる、安心できる味である。
水底、買い物に行き、牛肉料理をつくる。メキシコ風のフェジョアーダだ。豆類、牛肉、ソーセージなどをトマトやタマネギなどと煮込んだもの。結構こってりな肉料理。でもおいしい。ちょっと疲れているので少し迫力に負ける。でも、ご飯はたくさん食べた。食べないわけにはいかない、迫力のあるおかずにはご飯の量で対抗するのだ。

購入:牛肉、ソーセージ、豆腐、ヨーグルト

食:9時、パン2個。
食:13時、パン2個、おにぎり1つ。
食:22時、フェジョアーダ、かぼちゃ蒸し、冷や奴、ご飯、トマト。


7月6日(木)
晴れ。車検のため車を届ける。1日で終わる。裁判の傍聴のために東京地裁へ。証人尋問であるが、被告の国から反論質問がない。どーでもいいと思っているのかな。実家からナス、ゴーヤが届く。ナスは、地場産の品種と不思議な薄い緑の大きくてでっぷりとしたナスである。
昼は、立ち食いソバ。夜は、白焼きのウナギを半分煮る。カボチャ、油揚げ、小松菜、タマネギ、ニンジン、ダイコンの味噌汁をつくる。キュウリの酢の物をつくる。ウナギはおいしい。

宅配:ニンジン、青ジソ、キュウリ、トマト、カボチャ、トウモロコシ、スモモ、レタス、ニラ、酢、そうめん、豆腐、油揚げ、納豆、豚挽肉、鶏もも肉、赤シソ。

届き物:ナス、ゴーヤ。


食:12時、もりそば、肉かき揚げ(外食、私のみ)
食:21時、ご飯、煮ウナギ、白焼きウナギ、油揚げ焼き、味噌汁、フェジョアーダ、キュウリの酢の物、トウモロコシ。


7月7日(金)
曇りのち台風。台風3号が来る。愛称が付いているはずだが、日本では報道しない。気になる。関東直撃コースだったが、ぎりぎり上陸をせずに北上。夜半から暴風雨。一部雨漏りもする。会議のため、午後外出。午後12時半過ぎにようやく目が覚め、飛び上がって支度して外出。しかし、会議には間に合う。そこで、会議場所の下の階にある中華料理屋の御膳房で食事。ここのお気に入りであるタンタン麺を食べ、汗を流す。夜は、会議の例により交流会。暴風雨の中で飲む。暴風雨の中、帰宅。夜中、水底とお茶漬けを食べる。お茶漬けの具は、先日尾道で購入したタラとアオノリのお茶漬け用。子どもの頃や大学生の頃に食べた記憶がありなつかしい。素朴な味。

食:14時、タンタン麺、ご飯、サラダ、冷菓(御膳房私のみ)
食:19時、カボチャ煮、ジャガイモ煮、タコぶつ、タコ天、ビール、おにぎり、焼酎、チゲ鍋うどんなど(居酒屋、私のみ)
食:25時、お茶漬け


カレー。水底のチキンカレーである。 同じカレー。ちょっと肉が多いことをアピール。
ナス。色がきれい。揚げると美しくなる。 手作りハム。そのまま食べてもおいしい。
ポトフ。暑いけど、これはこれでおいしい。 フェジョアーダ。ブラジルパーンチ

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