1999年10月3週

牛肉のトマト煮。 鶏とピーマンの塩炒め

10月15日(金) 雨
午後、打ち合わせで外出。外出前に水底と食事。水底がチジミをつくる。ニンジンと長葱のチジミ。韓国風お好み焼きである。夜も水底。牛肉をトマト煮にしたものができていた。このスープをラグーという。ラグーをスパゲッティにからめて食べる。肉は別に食べる。

食:13時、ご飯、ピーナツ味噌汁、しめさば、里芋と油揚げの煮物、チジミ。
食:22時、牛肉のトマト煮、ラグーのスパゲッティ、マッシュポテト、大根とワカメのサラダ、しめさば。



10月16日(土) 曇りのち雨
部屋の片づけ。仕事。午後、外に出てラーメンを食べる。昨年引っ越してきてから一度も行っていなかった店である。水底がラーメン食べ歩き関係のホームページでみつけてきておいしいらしいということだったのだが、先日急に店が改装してしまっていた。やむなく、その新しい店に行く。前の店はさつまラーメン系だったらしいのだが、今回はとんこつ系いろいろあります、なんでも言ってください店に変わっている。とんこつ系で、醤油や味噌や塩を出すためにスープは上品になり、麺は太めになっている。替え玉もあるが、これでは替え玉という気分にはならない。具も、味噌があるせいか、わかめが入ったりと中途半端で、ちょっと個性に欠ける感じがする。そういうことを批評しながら帰る。勝手な二人である。
夜は、豚バラトンカツをつくる。豚バラを使ったトンカツで、もっぱらおいしいという評判だが私は食べたことがなかったのである。ブロックを適当に切り、包丁で叩いてのばして衣を付けて揚げる。たしかにうまい! たくさんは入らないけれど、これはうまい。ついでに、おからコロッケとガネアゲ(サツマイモ揚げ)をつくる。おからコロッケのおからは、水底が夕方作っていたもの。副産物として豆腐ができる。味噌汁は、おから、油揚げ、里芋、チンゲン菜、葱。

購入:キャベツ、冷凍うどん、塩蔵わかめ

食:15時、ラーメン(外食)
食:22時、ごはん、味噌汁、豚バラトンカツ、ガネアゲ、おからコロッケ、キャベツの千切り、枝豆。



10月17日(日) 晴と曇り
お家で仕事。昼は、夕方。水底が残っていたラグー、つまり牛肉のトマト煮の牛肉を除いたものと、オリーブ、アンチョビで、「娼婦風スパゲッティ」という意味のブッダネスカをつくる。牛肉のエキスが入っているので「高級娼婦風」になるのだろうか。夜はカレーライス。豚バラ肉の残り、リンゴ、煮干し、唐辛子、ショウガ、ニンニク、玉ねぎ、ニンジン、ジャガイモ、それに、エノキを入れ、さらに残っていたトマトソースを加えたぜいたくカレーである。これに、昨日の残りのトンカツやコロッケをのせて食べる。うーん、美味。ちなみに、カレールーを3種類少しずつ混ぜているのと、炒めるときや煮込むときには、ナツメグ、クローブ、カルダモン、クミン、ターメリック、コリアンダー(粉)、コショウ、月桂樹の葉などを使い、醤油、ウスターソースなども入っている。また、こくがないときなどは、味噌を入れるのもよい。でも、煮干しと味噌だとカレー味噌汁になってしまいそうである。カレー味噌ラーメンというのも意外とおいしいので、それもよい。

食:16時、ブッダネスカ、ご飯、豆腐、枝豆。
食:23時、カレーライス、トンカツ、おからコロッケ、ガネアゲ、キュウリとキャベツのコールスロー。



10月18日(月) 晴れのち曇り
寒くなる。平年並みの気温だが、10度以上も最高気温が下がると、突然夏から冬になったような、あるいは沖縄から軽井沢に移ったような気持ちになる。日が暮れるのも早く、遅くにしか起きない我々としては、日中というものがはなはだしく少ない。いきおい夜だけで生活している。そのうち昼夜完全に逆転するのではないかしら。
仕事は忙しいが、またパソコンいじりたい熱に感染する。今度はいよいよ自作パソコンにするつもりだ。出費予定は4万円。今ある部品を使うことで、この金額でも大丈夫。購入するのはケースとマザーボードとCPUだけ。楽しみである。

食:14時、冷やし中華、カレーライス。
食:22時、カレーライス、マカロニとタマネギのサラダ、キャベツとキュウリのコールスロー。



10月19日(火) 曇り
寒い。午前中会議のため外出。午後は、秋葉原見物。パソコンの内臓や外骨格を見て回る。秋葉原には、様々な内臓がそれぞれの店で並べてある。中央演算装置、短期記憶装置、長期記憶装置という脳味噌の部分、電源は心臓、クーラーは肺か汗腺か、耳や口や目は、グラフィックやサウンドのカードやスピーカー、カメラ類、手や足は、モデムやLANであろうか。マザーボードはなんだろう。全体をつないでバランスをとるのだから、血管系と神経系を合わせたところか。生命と違って、組み立てて電源を入れてやれば動くのだから楽である。すぐに着手する余裕がないので、本日の購入はおあずけ。しかし、予算内で仕上がることが分かり、満足して帰る。
水底がモンブランを食べたがっていたので買って帰る。ついでに私用のイチゴショートも。しかし、このイチゴ、くせものであった。まず、硬い。そして、口に入れるとぴりぴりしびれる。あわてて吐き出した。おまけにクリームでアレルギーを出す。やはり乳製品はヨーグルトをのぞいて苦手だ。
夜は、カレーうどん。鰹節と干し椎茸を使い、和風だしをとり、白菜、葱を煮た中に、醤油、みりんを加え、残っていたカレーを入れ、冷凍うどんをそこでほぐして食べるのだ。
昨日の残りご飯は、キャベツ、タマネギ、ニンニク、ジャコ、桜エビでチャーハンに。絹豆腐があったので、白菜、昆布、葱で湯豆腐にする。

購入:モンブラン、イチゴショート。

食:13時、コーヒー、ハムサンド(私、外食)
食:15時、インスタントラーメン
食:23時、カレーうどん、チャーハン、湯豆腐。



10月20日(水) 晴
のちに水底が語るところによると、昨夜、私は水底の耳元で「サバ…しぶい魚がそろっているね」とささやいたらしい。寝言である。もともと寝言のはっきりした人間だが、一体どんな夢を見ているのだろう。残念なことに、まったく覚えていない。水底は、その後、魚を買う夢を見ているそうだ。夢の伝染。
ジャコをまぜてご飯を炊く。いわしめしである。レンコンと里芋、白菜で味噌汁を作る。ニンニク、ショウガ、唐辛子、キャベツ、タマネギ、キュウリを使って酢豚風を作ろうとする。豚肉はないが、ちょうど1本、魚肉ソーセージがあったので、これを豚肉と思う。豆板醤、トマトケチャップ、ソースなどを使って味付け。なんとかそういう味になる。夜は、サツマイモとジャガイモをオーブンで焼く。芋は焼くに限る。うまい。昼の味噌汁が残っていたので、これに白菜、長ネギ、ごじるの素を足して増量させる。レンコンを薄く切って茹で、白コショウ、酢、マヨネーズでからめたレンコンクリームサラダをつくる。レンコンは薄く切って茹でると粘りけのある白いものをまとうのだ。これがクリームである。本日のご飯は私。

食:15時、いわしめし、味噌汁、酢豚風、海苔の佃煮、納豆。
食:22時、いわしめし残り、味噌汁、レンコンサラダ、チーズオムレツ、サツマイモとジャガイモ。



10月21日(木) 晴
ご飯を炊く。レンコン、里芋、ゴボウ、鶏肉、カブを煮物にする。味付けは、醤油とみりんと日本酒。カブの葉とジャコ、桜エビを炒める。味付けは、醤油とニョクマム。ピーマンと鶏肉を細切りにして炒める。味付けは塩とコショウ。白菜と油揚げ、ごじるの素で味噌汁をつくる。夜は、サンマを焼く。七輪に木炭を入れ、ベランダで焼く。結構時間はかかるが、この時間がおいしい。その間に、水底が昼の味噌汁を加工する。生落花生をミキサーにかけ、葱、油揚げ、豆腐を加えて煮る。ピーナツ味噌汁のできあがりである。
ご飯に費やした1日。ちなみに、買ってきたサバには水底が魔法をかけている。

宅配:豆腐、油揚げ、納豆、鶏手羽先、白菜、かぶ、ごぼう、春菊、キュウリ、カボチャ、ナス、レンコン、ピーマン、里芋、リンゴ。

購入:サバ、サンマ、大根、ショウガ、人参、カップ麺、こんにゃく、糸こんにゃく、きなこ。


食:15時、ご飯、煮物、ピーマンと鶏肉炒め、カブ葉のジャコ炒め。
食:23時、ご飯、サンマの塩焼き、ピーナツ味噌汁、納豆、ピーマンと鶏肉炒め、煮物、カブ葉のジャコ炒め。


ダイコン葉の基本料理。ご飯のおかずに。 サンマの基本料理。七輪は時間がかかるが、価値アリ。

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