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2005年9月19日月曜日 「日本国憲法」を読み直す (はる雑記)

メモ:井上ひさし、樋口陽一の『「日本国憲法」を読み直す』を読み直した。
1992年から1993年にかけて行われた両氏の対談である。時はちょうど、細川連立政権成立前後のことで、バブルの崩壊が確実に浸透し、 前年までの米余りが93年の冷夏によって一転米不足となり…。その後、その後、ガット・ウルグアイラウンドが締結され、 WTOという巨大な世界経済戦略部隊が立ち上がり…、村山社会党自民党連立政権、アジアの通貨危機、北朝鮮との緊張、 20世紀の終わりは淡々としかし激動にみちていた。そして、今、21世紀初頭に、その20世紀末の総決算ともいえる動きが起きている。 自民党公明党連立政権が衆議院の3分の2以上を占め、さらに、民主党の多くがいわゆる新自由主義に共鳴する者たちであり、 彼らが憲法改正を当然のことと受け止めて行動することを表明している今、その原文である「日本国憲法」に立ち返り、 戦後の様々な憲法議論を読み返すことが必要ではないだろうか。ちょうど手元に本書があったので、まずはここから読んでみた。
まるで、ふたりの会話は、今の政治体制を予言するかのようなものである。
今がどのように作られてきたのか、それを知る上で、読んでみるといい一冊である。

[はる雑記 |2005年9月19日 ]

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