たべたりだしたりこなしたり
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10月07日日曜日 2001年10月1日~7日 低気圧はとりわけつらい (はる食日記)

2001年10月1日(月)
雨。鎌倉に行く。 カイロプラクティクスの先生に見てもらう。骨のゆがみよりも、 椎間板ヘルニアの症状が重いので西洋医学的処置もやむを得ないのではないかとのこと。 レーザーなど切らなくていいならばそれにこしたことはないが…、ということだったが、私も同感。しかし、最後は判断しなければならない。 このまま痛みとともに寝床を友にして過ごすわけにもいかないのだから。はや1カ月が過ぎてしまった。
食欲が薄いため、食材に対する意欲がやや減退中。日記も薄くなるばかり。今日は、朝、しずみん汁という名のクリームシチューかけご飯を食べ、 鎌倉に行く。水底も外出。雨が降っていたのでいつもより痛い。途中で食事をとろうと思ったがあきらめて帰る。午後遅くなってから昼食。 生タイプのインスタントラーメンとご飯、じゃが芋、カボチャの煮物で済ます。昨日のキャベツ和えをラーメンに入れたらおいしかった。夜は、 クリームシチューにサバ寿司、ゆで卵とキャベツのサラダという組み合わせ。美味。

購入:豆腐、油揚げ、納豆、ヨーグルト、豚バラ肉、レンコン、ピーマン、小松菜、 あさりの茶漬け用佃煮、うにの茶漬け用佃煮。

食:7時、クリームシチューご飯。
食:15時、ご飯、ラーメン、煮物。
食:22時、サバ寿司、クリームシチュー、ゆで卵とキャベツのサラダ、煮物の残り。

10月2日(火)
晴れ。日中は暑いくらい、フェーン現象だそうだ。昨日はひときわ寒かったので、暑さが嬉しい。液晶モニターが届く。軽く、動かせて、 近づいて作業ができるため購入。これもまた今回の腰痛からきた対策のひとつである。お金がかかるなあ。最近は、 インターネットでなんでも購入できるため、楽である。しかし、買い物にもでる。水底にいろいろ買ってきてもらう。
昼に起きたので、それから水底がご飯を炊き、味噌汁をこしらえてくれる。里芋、葱、油揚げのかつおだし。 レンコンを豚バラ肉と一緒に炒め醤油とみりん、山椒で味付けしたものは実に美味。納豆もサバ寿司もクリームシチューも食らう。夜は、 夕方外出した水底が買ってきたパンを食い、夜中にサバ寿司や味噌汁、お茶漬けを食らう。

購入:シラス、モヤシ、水、ヨーグルト、ミカンジュース、桃ジュース、砂糖、塩、焼きそば麺。

食:12時、ご飯、味噌汁、レンコン豚バラ炒め、サバ寿司、クリームシチュー、納豆
食:18時、パン、桃100%+砂糖ジュース。
食:23時、お茶漬け、味噌汁、酢飯、レンコン豚バラ炒め。

レンコンが好きなのであった

10月3日(水)
晴れ。朝方まで眠れないでいた。ようやく寝られたところで早朝の電話。しかも英語。 日常会話さえやっとやっとで文法のない英語しか話せない私はたしかに昨日フィリピンに仕事で電話を入れた。しかし、 この状態ではもうまったく聞き取れない。何と言っているんだか。そこで一度むりやり切り、その上で明日からフィリピンに行くS氏に電話をして、 国際電話をかけてもらう。その後も、呼び鈴を押していなくなる奴あり、荷物あり、で、ぐったり。なんとか昼まで寝る。
昼、水底がスパゲッティソフト麺イタリアーノをこしらえる。ピーマン、玉葱、ベーコン入り。サバ缶も食う。夜は、お好み焼きをこしらえる。 キャベツ、モヤシ、玉葱、ピーマン、豚バラ肉、ご飯、焼きそば、シラス、イワシ粉、カツオ粉、卵入り。残った野菜と豚肉、麺で焼きそばも作るが、 これは明日食べる。
終日痛い。

食:13時、ご飯、梅干し、スパゲッティソフト麺イタリアーノ。
食:23時、お好み焼き、冷や奴。

ご飯入り広島風お好み焼きをつくる

10月4日(木)
曇り。晴れているのか、降っているのか、それすら分からなくなる今日この頃。ああ、あの森の木の葉が落ちる頃、私は…。ぐったり。 寝っ転がって仕事をする。
昼は、昨日作っておいた焼きそばに、水底作の小松菜と油揚げとワカメの味噌汁でご飯を食べる。油のなじんだ焼きそばというのはなかなかよい。 夜は、サンマつみれ鍋。サンマ、豚肉、レンコン、生姜などでつみれをこしらえ、人参、白菜、春雨、葱、豆腐、油揚げ、干し椎茸などが入った鍋。 今秋はじめての鍋である。季節が秋になったのだ。つみれは、実に、実にうまい。さらに、 昨日水底が準備していた豚バラ肉とサツマイモの醤油焼酎黒砂糖昆布煮も出る。また、これが、ほんとうにうまい。 いい球磨焼酎をたっぷりつかってあるからでもある。美味。

宅配:レタス、白菜、サツマイモ、ニラ、キュウリ、レンコン、チンゲン菜、葱、落花生、梨、ナス、 卵、豚バラ、豆腐、油揚げ、ヨーグルト、鶏モモ、レモン汁

購入:サンマ、ゴボウ、大麦、アイスクリーム、チョコレート、マヨネーズ。


食:13時、焼きそば、ご飯、味噌汁。
食:21時、ご飯、鍋、豚バラとサツマイモ煮。

鍋の季節がやってきた。つみれ鍋はおいしいな

10月5日(金)
曇り。講談社から出ているコミック『プラネテス』、小学館から出ているコミック『MOONLIGHT MILE』 はいずれも近未来の宇宙開発を描いた作品である。前者は月基地がすでに機能しており、木星探査プロジェクトが進みはじめている。 主人公は軌道上にただよう宇宙ゴミの掃除屋さん。後者は、いよいよ月開発をはじめようという時期で、前者よりも少し前の話になる。 もちろん別の作家で、別の世界の話であり連動はしていない。主人公は建設作業員。どちらの作品も、「日常」を描いているドラマであり、 近未来という点ではSF、サイエンスフィクションであるが、ある意味で「日常ドラマ」でもある。かつて、アニメ映画『オネアミスの翼』 で描かれた異世界のガガーリン話にときめきを覚えた私は、この2作品にさらなる興奮を禁じ得ない。宇宙は自分たちの届くところにある。 少なくとも月までは、それほど、たいへんな、ことでは、ない。そのことを自覚する人たちが出てきたということだ。 かつてのアポロ計画は戦争という現実の中の夢でしかなかった。そろそろ夢から覚めて、現実としての月が近づいてきたようだ。
昼は鍋うどん。夜は、サンマの塩焼き、ゴボウ、人参、じゃが芋、豚肉、葱が入った豚汁、それに、ゴマやイリコなどがたっぷり入ったあじ味噌。 昨日の豚バラとサツマイモの煮たのもまた美味。

食:14時、鍋うどん。ご飯。
食:22時、ご飯、サンマの塩焼き、豚汁、あじ味噌、豚バラのサツマイモの煮たの、納豆。

10月6日(土)
晴れ。終日仕事。寝そべって。今日から3連休だが、どこに出るわけでもない。水底がサンマのみりん干しをつくる。 手作りのみりん干しはやわらかくて実にうまい。脂がのっているサンマだけに美味きわまる。納豆もうまい。
夜はスパゲッティ。ナスとベーコンのトマトソース。ご飯も食べる。

食:14時、ご飯、サンマのみりん干し、豚汁、あじ味噌、納豆、豚バラのサツマイモの煮たの。
食:21時、ナスとベーコンのトマトソーススパゲッティ、豚汁ご飯。

手作りサンマのみりん干し、るるるん。

10月7日(日)
曇り。肌寒い。水底外出。ベトナム短期旅行を楽しんでいたN氏来訪。みやげを持ってきてくれた。水底好みのニョクマムなど。 昼に豚汁ご飯を楽しむ。夜はカレーをこしらえる。豚バラ肉、じゃが芋、玉葱、人参と基本中の基本だったが、 途中から昨日の残りのナスとベーコンのトマトソースを入れたり、味噌を入れたりと勝手な方向に走り出す。ほのぼのとした味わい。 水底が豚カツを買ってきたので、カツカレーにして食う。キュウリとキャベツを細かく刻み、塩もみして、しんなりしたところに酢、白胡椒、 マヨネーズで味を整えたサラダを食う。

もらい物:ニョクマム、コーヒー、エビ味噌、ニッケの楊枝立て。

購入:豚カツ、パン、甘食クロワッサン。

食:12時、豚汁ご飯。
食:21時、カツカレー、サラダ、納豆。

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10月14日日曜日 2001年10月8日~14日 コーヒーと砂糖 (はる食日記)

10月8日(月)
薄曇り。アフガニスタンへの空爆がはじまる。 うらみつらみはつのるばかりか。世界中が戦争の前線となった。日本もまた、前線であることをまぬがれない。もっとも、 これまでもそうだったのだが、そのことに気がつかなくても済んでいただけである。戦争の恐怖のない世界はないものか。終日部屋にて寝っ転がり、 仕事や読書。カレーを食らう。水底が買ってきたシロップがけのミニクロワッサンがおいしい。不思議なことに、 この座骨神経症の症状緩和にコーヒーが効く。それも砂糖入りの。チョコレートもよい。なぜだろう。カフェインということもなかろう。 砂糖が効くのは分からなくもない。神経系に直接作用するからだ。 それで先日の豚肉とサツマイモの煮たのがとてもおいしく感じられたのかも知れない。黒砂糖がたっぷり入っていたからだ。
夜、水底がスパゲッティを茹でる。キャベツを茹でてごま油と酢、塩などで温サラダをこしらえる。

食:13時、カレー、納豆、豚汁。
食:21時、カレー、スパゲッティ、キャベツサラダ、納豆。

10月9日(火)
曇り。水底外出。昼に、ご飯を炊き、油揚げとワカメと葱の味噌汁をこしらえる。台所に立つのは久しぶり。 昨日の残りのスパゲッティをカレーで煮る。夕方、味噌汁ご飯を食べる。夜、水底と友に豚骨ラーメンを食べに行く。コラーゲン。
フィリピンに行っていた2人が帰ってくる。時節柄無事で何より。

購入:ねりもの、竹輪、つけ麺ラーメン、野沢菜漬け。

食:12時、ご飯、味噌汁、カレースパゲッティ煮。
食:17時、味噌汁ご飯。
食:23時、豚骨ラーメン(外食)

10月10日(水)
雨。かなり激しい雨。北海道に行っていた水底友人のカメラマンSが土産のじゃが芋を持ってきてくれる。水底が煮物をこしらえてくれる。干し椎茸、 昆布だしで、人参、蓮根、ゴボウ、里芋が入ったところに竹輪とイカボールが加わり、濃いめの煮しめというところ。 昨日水底がつけ麺ラーメンを荻窪のラーメン屋で買ってきた。それをつくる。太い麺で、ソフト麺のようだ。それに、 胡椒の効いた鶏カツオだしをつけながら食べる。不思議な味。
夜、アサリの佃煮と梅干しでお茶漬けを食べる。野沢菜漬けがうまい。

もらいもの:じゃが芋。

食:14時、ご飯、つけ麺、煮しめ。
食:19時、お茶漬け。
食:23時、お茶漬け。

10月11日(木)
晴れ。暑い。9月から今日までで約5kgの減量。それでも、あと5kgぐらいは余裕がある。これから、3kgは落とす予定。煮しめでご飯。 水底がフライドポテトをこしらえる。実にうまい。小アジを開いて南蛮漬けにしたものや、葱と豆腐と油揚げの味噌汁、イカのごま油和えなどで夕食。

宅配:里芋、大根、えのき、キュウリ、蓮根、小松菜、梨、リンゴ、ピーマン、ミカン、ししとう、 バナナ、豚バラ、鶏モモ、鶏ぶつ、ヨーグルト、豆腐、納豆、油揚げ。

購入:イカ、小アジ、キャベツ、葱、豆モヤシ。


食:15時、煮しめ、ご飯。
食:23時、ご飯、味噌汁、イカのゴマ油和え、煮しめ、南蛮漬け、納豆。

10月12日(金)
晴れ。フィリピンに行っていたS氏が来訪。預けていたパソコンを持ってきてもらう。夕食を食べることにする。ベーコンと玉葱、 じゃが芋でできたジャーマンポテトサラダ、小アジの南蛮漬けをつまみに久しぶりにビールをコップ半分ぐらい飲む。 イカと里芋の煮物を食べていたら、鍋が出てくる。鱈、牡蠣、豆腐、葱、白菜、人参の鍋。今日は少々暑かったので、とても汗が出る。
食後、桃缶を開ける。水底が懸賞であてたもので、皮を化学薬品でむくのではなく、湯通しして、手むきした本物。シロップと桃だけで実に美味。 本物の味。

購入:鱈、牡蠣、豆腐、白菜。

もらいもの:マーマレード、イチジクの煮たの。

食:6時、パン。
食:15時、味噌汁ぶっかけご飯、納豆、野沢菜漬け。
食:20時、ご飯、ビール、鍋、ポテトサラダ、南蛮漬け、イカと里芋の煮物、桃缶。

10月13日(土)
晴れ。朝、鍋うどんを食べる。昼、雑炊を食べる。夜、冷やし中華と雑炊の残りを食べる。
冷やし中華には、ゆで鶏とキュウリがのっていた。

食:6時、鍋うどん。
食:15時、雑炊、野沢菜漬け。
食:23時、冷やし中華、雑炊、南蛮漬け、里芋の煮物、ポテトサラダ、イカの塩辛。

季節はいったりきたり。冷やし中華だったり。

10月14日(日)
晴れ。秋晴れ。水底外出。昼、食パンを焼いてブルーベリージャムをつけ、水底がポテトサラダの残りでこしらえてくれたキュウリ入りポテサラと、 茹で鶏の残りを食べる。夜は、五穀入りご飯、油揚げ、大根、葱の味噌汁、鶏スープに人参、じゃが芋、キャベツが入ったもの、それに、 新しいポテトサラダ、いかゲソのニンニク醤油炒めなど、ごちそう。

食:12時、食パン、ポテサラ、茹で鶏。
食:21時、五穀入りご飯、味噌汁、スープ、いかゲソのニンニク醤油炒め、ポテトサラダ、大豆モヤシのナムル、イカの塩辛。

五穀めしだったり。

ナムルです

ゲソはニンニク醤油がうまいのじゃ

 

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10月21日日曜日 2001年10月15日~21日 北海道でも牛肉は輸入品 (はる食日記)

10月15日(月)
晴れ、明け方、味噌汁、 スープのぶっかけご飯を食べる。午後、残りを食べる。夜、ラーメンをこしらえる。ニンニク、生姜を炒め、葱、キャベツを炒め、豆板醤を炒め、 テンメンジャンを加え、野菜入り鶏スープを入れ、醤油、ねりごま、塩で味を調える。麺を茹で、ゆで卵、水底がこしらえておいた豚の角煮、 葱をのせて食べる。残り汁をご飯にかけて食べるも美味。

購入:ヨーグルト、パン、ソーセージ、 魚肉ソーセージ

食:4時、ぶっかけご飯。
食:15時、五穀入りご飯、味噌汁、鶏スープ、いかゲソのニンニク醤油炒め、ポテトサラダ、イカの塩辛。
食:21時、ラーメン、五穀入りご飯、ポテトサラダ。

ゴウジャスな手作りラーメン

10月16日(火)
晴れ。眠れないことをいいことに、メジャーリーグ三昧。マリナーズとインディアンズの第4戦、5戦を見る。が、 最後の最後で気絶するように眠ってしまった。試合の途中でトーストとブルーベリージャムを食べる。水底は外出。 外出前にホットドッグパンとソーセージ、炒めキャベツに、ケチャップをたっぷりつけてホットドッグをこしらえてくれる。
夜は、鍋。豆腐、白菜、きのこ、鶏ぶつ入りの鍋。湯豆腐だったのが、鍋。鍋はうまい。

食:6時、パン、ジャム、みかん。
食:17時、ホットドッグ。
食:21時、ご飯、鍋。

10月17日(水)
雨。佐渡へ出張。水底は留守番。仕事仲間のN氏に私の車を運転してもらい、私は助手席で横になって行く。フェリーはごろ寝ができるので、 問題なし。会議と交流会のみいすに座った状態だったので、そんなに痛くはない、が、痛々しい感じ。
秋の日本海は波が荒く、雨天、曇天で風もある。これから、こういう日々が続く。気温もずいぶんと低い。佐渡の四季ははっきりしているのだ。 秋から冬は、滅入るような天気が続く。
朝、水底がこしらえてくれた梅干し入り海苔おにぎりを食べ、コーヒーを飲む。このコーヒーは、 N氏が先日おみやげにくれたベトナムコーヒーに砂糖を入れたものを保温水筒につめたもの。昼は、フェリーで、 水底が持たせてくれたあんパンを食べる。
夜は、交流会。タコやブリなどの刺身、天ぷら、小鍋、カニ、カレイ、もずく、あんぽ柿、ご飯、味噌汁、漬物が出る。 ゆっくり食べられないのが難点。

食:8時、おにぎり。
食:12時、あんパン。
食:19時、ホテルの宴会御膳。

10月18日(木)
晴れ。佐渡で終日休みとする。佐渡の里地ネットワーク事務局で寝て過ごす。本を読む。時々人が訪ねてきて、新聞や野菜や郵便物を置いていく。 古い郵便局を借り受けた事務局の天井をながめる。天井に電話回線が来ているのに気づく。この2カ月、よく天井を見ている。寝っ転がるからだ。
朝、民宿にて鮭の切り身やナスとピーマンを焼いてみそあんを添えたものなどを食べる。ここの民宿は、米、野菜、魚、味噌、 漬け物などが自給品だが、今日は新鮮な魚が捕れなかったらしい。おいしいご飯である。昼は、昨日水底にもらったクリームパン。夜は、 民宿にて会議と交流会。枝豆、スミイカ、タコ、イナダの刺身をたっぷり食べる。煮物、茶碗蒸し、ご飯も。

食:7時、ご飯、味噌汁、鮭の塩焼き、漬け物、海苔。
食:12時、クリームパン。
食:20時、枝豆、刺身、こんにゃくなどの煮物、ご飯、茶碗蒸し、漬け物。

10月19日(金)
晴れ。佐渡にてシンポジウム。今回はビデオ係。終了後、フェリーで新潟へ。新潟にてホテルに宿泊。フェリーでは横になっていられたが、 さすがに1日で疲れる。それほど腰にはこなかったが、やはり辛い。明日が札幌なので、できるだけ気を付ける。
朝、民宿にてご飯。小さめのアジが2尾塩焼きされたものがメイン。昨日の宴会の残り物も出される。ここらへんが民宿的でよい。 昼はお弁当をもらう。夜は、新潟で疲れて歩きたくなかったのでホテルそばのコンビニでおにぎり、パン、カップ麺を購入し、ホテルで食べる。 温かい汁物が食べたかったのだ。

食:7時、ご飯、味噌汁、アジの塩焼き、漬け物、海苔。
食:12時、お弁当。
食:22時、カップ麺、いなり寿司。

10月20日(土)
晴れ。新潟空港から札幌へ飛ぶ。札幌にて50人ほどに学校給食についての話をする。狂牛病についても話をして欲しいとのことだったので、 昼の打ち合わせの際に、牛とじ丼を注文し、その牛肉がどこから来たかを聞く。北海道なのにオーストラリア産を使っていた。 地域づくりというがこういうところから、地域は崩れているのだ。不幸な現実である。話を終え、札幌駅へ。札幌駅は非バリアフリーな駅である。 ベンチ待合室、エスカレーターなど、あまり親切ではない。表示も不親切。杖をつくようになって、そういうところに目がいくようになった。 自分の身で知ることは大切である。いい機会だと思っている。
朝、昨日の夜に買ったコンビニおにぎりで済ます。昼は、くだんの牛とじ丼。おごってもらっておいてから、 オーストラリア産だということをわざわざ聞くのは失礼かも知れないが、しかたがない。北海道産だったらさすがと言ったのだが…。夜は、 札幌駅から寝台車で上野に向かうので、乗る前に駅弁を購入する。しんどかったので、選ぶ余裕もなく、幕の内のような弁当を中身も見ずに購入。 茶巾ずし、海苔巻きおにぎりにイクラやウニがのった肉たっぷりのお弁当であった。これを寝台車で食べる。日付が変わるころ、 北海道を抜けて本州に入る。札幌はすっかり初冬の景色だった。 佐渡のフェリー駅の立ち食いそばや札幌ラーメンを食べる根性さえ出せなかったことがとても残念な旅だった。

食:7時、おにぎり。
食:12時、牛とじ丼、コーヒー。
食:20時、幕の内弁当、お茶。

10月21日(日)
晴れ。朝は仙台の手前で目覚める。朝日がまぶしい。それからずっと寝っ転がったまま窓の外を眺める。屋根と、木と、太陽と空が見える。 空をぼんやりとながめるなんて、なかなかの贅沢である。最近はとりわけそう思う。
朝は、お弁当を売りに来るというので楽しみにしていたが、お弁当は売り切れ、サンドイッチが残るのみであった。やむなくそれとコーヒーを購入。 上野駅から山手線で新宿へ、そして、電車を乗り継いで帰宅。帰宅したら、水底がいなり寿司をつくっておいてくれたので、 それにポテトサラダと豆腐の吸い物、春菊のごまあえで昼食。
風呂に入り、一眠りをして、夕食は豚肉の角煮入りうどんといなり寿司。ふたたび眠りにつく。

食:8時、サンドイッチ、コーヒー。
食:14時、いなり寿司、ポテトサラダ、春菊のごま和え、吸い物。
食:22時、肉うどん、いなり寿司、バラずしの残り、ポテトサラダ、春菊のごま和え。

ゴウジャスなる、ちらし寿司

私がいない間に、水底が外食したものの証拠写真

オーブンポテト、水底食べ尽くし

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10月31日水曜日 2001年10月22日~31日 狂牛病騒動で牛肉が食べたくなる (はる食日記)

10月22日(月)
雨。 水底がじゃが芋とワカメと葱の味噌汁をしたてる。香りがよい。大根と里芋、それに、豚の挽肉を団子にしたもののうま煮をこしらえてくれる。 甘くて、うまい。里芋が実にいい。いなり寿司は今日でおしまい。

食:12時、いなり寿司。
食:21時、ご飯、味噌汁、うま煮、ゆでキャベツのポン酢和え、納豆、チリメンワカメ、菜漬け。

稲荷ならばいつでも食べる

10月23日(火)
晴れ。買い物に出る。サンマが安かったので購入。水底が、塩焼きと押し寿司をこしらえるという。楽しみである。納豆もうまい。 夜はやきそばをつくる。キャベツ、モヤシ、シシトウのみ。カツオブシとアオノリをたっぷりとかけて食べる。

購入:水、ヨーグルト、焼きそば麺、サンマ、日本酒。

食:14時、ご飯、味噌汁の残り、納豆、ゆでキャベツのポン酢和え、菜漬け。
食:23時、焼きそば、しば漬け、ゆでキャベツのポン酢和え。

10月24日(水)
晴れ。朝、バナナを1本食べる。昼、インスタントラーメンにキャベツ、葱、キクラゲ、海苔をのせて食べる。夜、水底がいつもの麦飯を炊き、 昆布とカツオでだしをとってゴボウと葱と豆腐の味噌汁をしたてる。昨日買って塩をしてあったサンマを焼いてくれる。蓮根をゴマと醤油、 みりんなどで炒めたおかずもある。味噌汁が実にうまかったが豆腐は市販のものであったため豆腐のみ味がしなかった。 サンマは大ぶりで脂がのっていた。

食:8時、バナナ。
食:12時、ラーメン。
食:21時、ご飯、味噌汁、サンマの塩焼き、蓮根炒め、焼きそばの残り、しば漬け、野沢菜漬け、わかめちりめん。

10月25日(木)
晴れ。納豆汁。納豆を叩いて、味噌汁に入れたもの。納豆嫌いにはたまらない一品。30歳近くまで納豆を食べられなかった私は、 仕事柄5種類の納豆の特徴や味の違いを表現する必要に迫られ、その年の年末年始を利用して納豆漬けになり、納豆嫌いを克服した。克服すると、 おいしくなるもので、いまやどんな納豆でも拒まない。いや、むしろ積極的に納豆を食べている。私の実家がある熊本県は、 九州や西日本ではめずらしい納豆大消費県である。その昔、熊本城が攻められた際に、健康を保つための食べものとして重宝されたといういわれから、 熊本市を中心に納豆メーカーも多い。しかし、熊本県ではよく砂糖を入れて納豆を食べるのである。もっとも、九州は醤油も甘いので、 砂糖を入れなくても甘い納豆を食べることになる。甘い納豆…納豆好きでも、これはいやだという人が多いらしい。
夜は水底のサンマ押し寿司。みごとである。実にうまい。酢飯と酢漬け魚のバランスがよい。美味である。ところで、 塩をして酢で締めた青魚の皮はピーッときれいにはがれる。たんぱく質の変成により、皮の結着力が弱くなるせいだが、 見ていて食欲をそそる行為である。

宅配:葱、キュウリ、人参、ピーマン、サツマイモ、インゲン、大根、蓮根、水菜、えのき、みかん、 豆腐、油揚げ、鶏肉、卵

食:14時、納豆汁、ご飯、蓮根炒め、刻みめかぶ、漬け物。
食:20時、サンマの押し寿司、ワカメと小松菜の吸い物、キュウリのサラダ、蓮根炒め、漬け物

かじめ、とろろめ、めかぶ、どれでしょう

10月26日(金)
晴れ。髪を切りに行く。70日ぶりぐらいに髪を切りに行く。こんなに切らずにいたのは久しぶりである。 腰の調子が悪いので床屋のイスに座るのが嫌だったからいかなかったのだが、さすがにみっともなくなってしまった。床屋で事情を話して、 マッサージなどは遠慮する。そして、短く切ってもらう。切り終わって秋晴れの町にでたところで日差しが首筋にあたり温かい。そして、 風が首筋をかすめて冷たい。秋を首筋に感じた。
朝、お茶漬けを食べて外出。昼は水底が寝ていたので、昨日のおつゆに味噌や野菜をぶちこんで棒ラーメンをゆでて食べる。夜は鍋。水菜、大根、 人参、えのき、葱、豆腐、干し椎茸、鶏肉、春雨入り。わが家は今年も水炊きである。ポン酢とごまだれで食べる。今年も。うれしい季節。
今年はじめての柿も食った。

食:8時、お茶漬け。
食:12時、ラーメン。
食:22時、鍋、ご飯、漬け物。

鍋を食べよう、

ご飯がいいね。

10月27日(土)
晴れ。このところ睡眠が変である。3時間ほどで起きてしまう。午前5時に寝て8時過ぎには起きて、また夕方数時間寝て、 それが2日ほど続いて睡眠時間が足りなくなると、14時間ほど、寝たり起きたりしながら寝続けてみたり。 ずっと横になっている時間が多いためおかしくなった。もともと安定していない生活パターンなのでサイクルがめちゃめちゃ。 水底ももともとめちゃめちゃなので、よくまあ一緒に生活していられるものだ。
朝ひとりで起き出し、少しだけ調子がいいのをたしかめて、洗濯や資源ごみの整理をする。それでも水底が起きないので、鍋汁にご飯を入れて煮込み、 塩を入れて食う。塩だけというのもおいしい。水底はあとで鍋にうどんを入れて食っていた。夕方キュウリ、油揚げ、 錦糸卵の冷やし中華をふたりで食べる。夜、鍋の具を細かく刻み、油揚げと生姜と葱を加えて最後に卵を落とした雑炊を水底がこしらえる。 ふうふういいながら食う。鍋の翌日の幸福。
狂牛病のニュースを見たり、記事をまとめたりしていると牛肉が食べたくなる。いつものことである。みたままに、食欲は湧く。

食:12時、鍋汁ご飯。
食:18時、冷やし中華。
食:23時、雑炊、漬け物。

10月28日(日)
雨。唐突に雨が降りだし、終日の雨。時折雷や強い風も吹く。冬が近づいているのだろう。寒いと足が冷える。 冷えというものは生まれて初めての体験である。なるほど冷える。身体の一部分、私の場合左足だが、そこだけが凍りついたように冷たい。 痛みも生まれる。温かくすれば痛みも和らぐ。なるほどこれが冷えというやつか。つらいねえ。
シシトウとキャベツで焼きそばを作る。賞味期限が切れかけていた九州限定のインスタントソフト麺スパゲッティをつくる。ああ、昔々の給食の味。 夜、水底がご飯を炊き、私が味噌汁をあつらえる。イリコ、豆腐、油揚げ、小松菜、インゲン、葱。大麦入りのご飯がおいしい。

宅配:米、湖魚の佃煮。

食:10時、雑炊残り。
食:15時、焼きそば、ソフト麺スパゲッティ、雑炊残り。
食:22時、ご飯、納豆、味噌汁、キュウリの酢の物、サンマ缶詰め、漬け物、ワカメチリメン、冷や奴。

10月29日(月)
晴れ。狂牛病の調べものをしていたり、書いたりしているうちにステーキが食べたくなる。日頃、まったく牛肉を食べないのに、どうしたことか。 牛肉を食べないのは、嫌いだからでなく、ごはん食にあまり合わないからである。脂が、鶏や豚に対してくどいのだ。少量で腹にもたれる。そこで、 年に2回ほどしか食べない。が、調べものをしているうちに食べたくなる。やむを得ない。国産の黒毛和牛とオーストラリア産(穀物肥育) 牛を買ってきて食べ比べる。値段は倍違う。味は、ふーむ。まあ、やわらかいのは国産黒毛の方だったと言っておこう。おいしかったけれど、苦しい。 ポテトサラダにキュウリを入れたものはうまかった。

購入:牛ステーキ(国産、オーストラリア産)、豆腐、牛乳、生姜、サンマ、サバ、納豆、大麦。

食:7時、ヨーグルト。
食:12時、汁かけご飯。
食:21時、ご飯、ポテトサラダ、ステーキ、味噌汁、野沢菜漬け、しば漬け。

なんと我が家で牛肉を!

10月30日(火)
晴れ。昨日のサバは、サバ味噌になって我々を待っていた。梅干しと生姜が入っている。美味。夜は湯豆腐。私は昆布と葱、 豆腐だけの湯豆腐が好きだが、水底は鍋のフタを開けたとき、それしか入っていないのは寂しいという。湯豆腐の豆腐は、おいしい豆腐に限る。 おいしい豆腐とは、よい大豆をふんだんに使った、ぎゅっとした豆腐である。
映画『千と千尋の神隠し』を見る。ものを食べるということは、その世界と縁を結ぶということである。「おむすび」は、霊力、 神の力を取り込むという意味を語源とする説がある。なにをどのようにして食べるかということは、どこで、どのように生きるか、 どんな世界をつくるかということの意思表明である。生きよう、食べて。おもしろい映画である。うれしくて、楽しくなる。八百万の神はいい。 どんな神も、また神である。

食:11時、ご飯、サバの味噌煮、ポテトサラダ、野沢菜漬け、しば漬け。
食:17時、ジャーマンドック(買い食い)
食:21時、ご飯、湯豆腐、サバの味噌煮、ポテトサラダ、野沢菜漬け、しば漬け。

10月31日(水)
快晴、満月。新橋の事務所にひさしぶり訪ねる。昨日の湯豆腐の汁にうどんとカツオ醤油を入れて煮て食べる。夕方、豚骨ラーメンを食べに行く。 夜はサンマのみりん干し。水底のお手製である。柔らかくて、味がくどくなく、サンマの風味が生きている。自分好みにできる手作り製はいい。 実家から野菜や米が届く。今では手に入らないハヤトウリ。インドネシアではジャパンという名前がついている野菜なのに、おいしいのに。 スープや漬物にするのだ。サツマイモの白いのや、紫のが届く。さすが南国九州。ナス、米を除いては、実家か親戚産。さっそく芋が味噌汁になる。 水底、麹漬けのひとつ三五八漬けの素を友人からもらっていて、キュウリを仕込んでいた。麹の甘い香りがおいしい。

届きもの:米、ハヤトウリ、ナス、サツマイモ各種、里芋

食:11時、うどん。
食:17時、ラーメン(外食)
食:22時、ご飯(桜飯)、サンマのみりん干し、味噌汁、納豆、漬物、三五八キュウリ漬け。

サンマの方がおいしかったりして

| カテゴリ:はる食日記 | 2001年10月22日~31日 狂牛病騒動で牛肉が食べたくなる | 2001年10月31日

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