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1998年9月21日月曜日 1998年9月3週 (はる食日記)

9月16日、某小学校の給食。おいしかったよ。

 


 

1998年9月15日(火) 雨
 台風が近づいてきていて蒸し暑い。明け方、怒濤の雨が降る。寝ぼけたまま、洗濯物を取り入れるも、シーツが1枚からまっていて、 半覚醒の私はあきらめてしまった。
 今日、新聞を読んでいたら、経済欄で冷凍食品の売り上げが伸びているという報道があった。不況で、家庭での食事が増えているのが背景だとか。 しかし、売れるのは加工食品ばかり。食品メーカーは、「主婦の罪悪感を減らすため」野菜を切って混ぜるだけのような、 ちょっとだけ手を加える加工食品を増やし、ヒットしているらしい。そういえば、スーパーには「ペペロンチーノの素」だの「餃子のタレ」 だのが売ってある。ペペロンチーノなどは、ニンニクと唐辛子、オリーブオイル、塩のほかに、一体何がいるのだろうか。餃子のタレとは! まあ、 納豆のタレさえも販売されるご時世である。あげく、食べきりの佃煮というのを見かけたが、佃煮とは保存食ではなかったか。あと、 レンジでできる焼きナスというのもあったな。焼きナス! 焼きナス! 焼きナスを冷凍食品として買いますか、そういう需要があるんですね。 いやあ、恐れ入った。とまれ、スーパーはおもしろい。そのうち、「本当のママの味、ちょっと失敗した家庭料理の煮物」 なんていうのが出てきそうだよね。
 水底がなかなか起床しないので、トウモロコシなどをかじって飢えをしのぐ。食事は、昨日の汁に醤油や肉を加えたもの、ピーマン、鶏肉、ナス、 キャベツ、バジルの醤油炒め。水底曰く、魚醤を使えばタイ料理っぽい、とか。
 夕食は、バジルの葉を使い、ペペロンチーノバジル葉入り。それに、人参とマグロの油漬け入りポテトサラダ、しじみの味噌汁、もちろんご飯。 ペペロンチーノが少々辛かった。

食:11時、とうもろこし。(私のみ)
食(私):14時、ご飯、鶏味噌汁、鶏と野菜の醤油炒め。
食(私):20時、ご飯、ペペロンチーノ生バジル入り、人参とシーチキンのポテサラ、しじみの味噌汁、とうもろこし。

 


 

9月16日(水) 雨のち晴、強風
 台風一過。空が青く、日差しがきつい。台風が、東京の汚れを一時的に吹き飛ばし、北へ持ち去ってしまった。そして、 雨が残りの汚れを流してくれた。いかに東京の空が汚れているかがわかる。日差しが肌に痛い。
 取材を兼ねて水底と学校給食を食べに行く。自校式で食材にこだわる小学校の本日のメニューは、ワカメご飯とジャンボ揚げ餃子、春雨サラダ、 牛乳であった。今日は予算を控えめにしたそうだ。この学校は、栄養士さんが化学調味料などを使わずに、 ダシからきちんととっているとてもうらやましいところである。栄養士さんに聞くと、このところ野菜が高騰しているのでまいっているそうだ。 しかし、ご飯がとてもおいしかった。ちゃんと産地から取り寄せている米だけあって、うまい。こういう米を食べていれば、米嫌いにはならんだろう。 そして、牛乳がまずい。このまずさは、学校給食ならではのまずさである。水底は、もっとましな牛乳を学校時代に飲んでいたらしいので、 びっくりしていた。この味の理由は…書けません。でも、こんな牛乳を飲ませていたら、飲用乳の需要は落ち込むばかりだと思うのだが、 どうですかね、大手乳業メーカー様。もう、あきらめているのかな。
 その後、別な道を歩いていると、つい先日雑誌に載っていたパン屋をみつけた。名のあるパン屋ではない。おじいさん、 おばあさんがやっている昔ながらのパン屋である。そこのコロッケパンを紹介されていたので早速買い求める。うまい。 日本的な柔らかパンの甘みと酸味が、コロッケの衣と具の具合、さらにソースとぴったり。とても日本的にうまい。
 夕食は、そうめん。薬味は、オクラ、生姜、青紫蘇。

食:12時、ワカメご飯、ジャンボ揚げ餃子、春雨サラダ、牛乳。(某小学校にて)
食:15時、コロッケパン、メンチパン。
食:20時、そうめん、春菊のごまよごし、ワカメの酢味噌和え。

 


 

9月17日(木) 曇り時々晴
 1日中パソコンの画面や資料とにらめっこ。電話とFAXがお友達状態。FAXからは数メートルの長い紙が次々に吐き出されてくる。そう、 今日は山なの。締め切りは遠くにあるのだけれど、原稿書くのも、編集するのも、レイアウトするのも、私ひとり。原稿が遅れれば、 チェックをお願いするのが遅れ、チェックが遅れれば、レイアウトが遅れ、それでも発行予定日は変えられない。スケジュールをにらめっこすると、 やはり、今日が山。
 昨日、友人の実家・鳥取県八頭郡から二十世紀梨が送られてきた。嬉しい。しゃくしゃく食べる。
 ご飯は、水底がやってくれた。水底は、今日は1日中台所に立って1000枚を超すクッキーを焼いていた。ほとんど職人さんの世界である。
 初サンマを食べる。毎度のことながら、初物の写真はない。できるとすぐに食べてしまうからだ。いくら小振りだからといって、 ふたりとも各2尾ずつ食べてしまう。ぎちぎち食べてしまう。ご飯がすすむ、ご飯がうまい。サンマがうまい。秋になったなあ。

食(水):12時、ご飯、豆腐とワカメの味噌汁、ナスとジャガイモとゴマと豆腐の煮味噌、 ナスのぬか漬け、春菊のごまよごし。
食(水):サンマの塩焼き、スダチ、大根おろし、オクラ納豆、ワカメとナスの味噌汁、煮味噌、ナスのぬか漬け。

 


 

9月18日(金) 雨のち曇り

 明け方まで仕事をしていたので、当然起きない。水底に起こされ、ご飯。サンマの蒲焼き缶詰が開けられていた。水底は、 サンマ週間に入ったようである。
 夜は、私が食事の準備をする。水底が好きなハッシュドビーフの豚バラ肉版である。どこが、ハッシュでどこがビーフなのかは分からないが、 デミグラス&トマトソースの甘酸っぱいご飯にかけて食べる「ハヤシライス」のようなもの。ずっと以前に買い置きしてあったデミグラスソース、 トマト缶を使い、揚げた豚バラ肉とタマネギ、人参を煮込む。ソース、醤油などで味付けをして2時間ほど煮込む。この手の料理は、 煮込み時間に比例しておいしさが引き立つのでお腹がすく時間を計算して作るのがコツである。ここだけの話だが、ご飯を4合炊いて、 1合は残らなかったという。あ、写真撮るの忘れた。

食(水):11時、ご飯、大根と大根葉の呉汁粉入り味噌汁、納豆、サンマ缶、中華ワカメ酢。
食(水):16時、紅茶、あんずのケーキ、そのほかお菓子。
食:21時、ポークハヤシライス、バタマヨ醤油コーン炒め、キャベツ炒め。

 

 


 

9月19日(土) 晴
 暑い。30℃を超えてしまった。1日だらだらとしてしまう。天気が良すぎるからだ。稲刈りに誘われていたのだが、 行くタイミングを逃してしまった。こんなに晴れるのなら、行けばよかったと少々後悔。もちろん、仕事などすることはあるのだが、 今日は休みにした。ビデオで、宇宙船地球号などを見る。本を読む。散歩をする。
 夕方、残っていた豚バラ肉を使って煮物を作ろうと思い立つ。大根、人参、ジャガイモ、タマネギと揚げた豚バラ肉を干し椎茸と昆布で煮込み、 醤油と味醂を使って味付け。あまり煮込まなかったが、時間をおいて2度火を入れたので、しっかりと味がついていておいしかった。秋の味覚である。

食(私):13時、ご飯、オムライス、ハヤシの残り、コーン炒めの残り。
食(私):23時、ご飯、ワカメと大根葉と油揚げの味噌汁、肉じゃが風煮込み、納豆、キュウリのぬか漬け。(生卵、水底)。

あんずケーキ


 

9月20日(日) 晴
 雲は真夏、空の色は秋。とても暑く、真夏のような1日。都心の地下から階段をつたって地上に出ると、世界が青い。青い光に満ちている。
 人のパソコンのグレードアップ作業。昼に水底の缶の鮭と大根菜、タマネギ、唐辛子、ニンニクのスパゲッティを食べ、買い物をし、 パソコンを1台いじくりまわす。そのパソコンは、ハード的にははじめてのグレードアップなので割と簡単である。メモリまわり、入力系、外部保存、 スキャナーなどを増設。なかなかごてごてしてよろしい。
 しかし、このような作業をするとどうしてジャンクフードを食べてしまうのだろうか。あとで気持ちが悪くなることは分かっていても、 ジャンクな気持ちになるのはなぜ。機械とジャンクフードは相性がいいのか? それとも自己破壊的な気持ちが湧くのか? 夜中、 たまらずご飯を炊き、きちんとした食事をする。やはり、身体は血となり肉となるものを求めていたのだ。

食(水):12時、鮭のスパゲッティゆず添え。
食:18時、カップ麺(紙容器だよん)、パン、お好み鯛焼き。
食:24時、ご飯、ひじきと人参と油揚げの煮物、ワカメと大根菜の味噌汁、梅干し、キュウリのぬか漬け。


 

9月21日(月) 晴時々雨、強風
 西の方で小さな台風が動いているせいか、明け方から突然豪雨が降ったり、晴れたりと、不順な天気の1日であった。1日中家に居て仕事。 今日も暑いが、昨日とは違って湿度が高く、蒸して疲れやすい。このような日は、ちゃんとした食事と熱いお茶がよろしい。
 レンコンと里芋が届いたので、人参、天ぷら(つけ揚げ)とともに煮物にする。初物に礼をつくして、薄味で干し椎茸、かつおぶしを使った。 里芋のねっとり感、レンコンのもちっとした食感、人参の甘さがたまらない。もちろん、 里芋もレンコンも人参寒が入った方がおいしいに決まっている。しかし、初物は秋を感じさせてくれる。
 秋といえば、我が家の近所にある柿の木は、今年の日本列島の例にもれず、惨憺たる出来映えである。春先の雨や風、 夏の冷たい風がいけなかったのだろう、実がほとんどついていない。ついている実もいかにも小さいままに赤く色づきはじめてしまった。 私が食べられるわけではないが、やはり残念である。
 さて、煮物の他にも、春雨とレタスのタイ風スープをこしらえてみた。レモングラス、ニンニク、干し椎茸、唐辛子、干しエビ、バイマクルート (こぶみかんの葉)、ニョクマム(魚醤)を煮込んで、さらにゆず酢を入れ、春雨とレタスをひと煮立ちさせたものである。 適当につくっても味がなんとかなるからまあよい。味噌汁と同じで、作ればなんとかなるのがこれらのスープである。
 デザートにはゆで落花生。生の落花生を塩ゆでしたものである。煎り落花生と違って、甘く、大豆のようなナッツのような風合いが実にうまい。 枝豆に次ぐビールのおつまみに挙げられる。はじめてこれを食べたのは、静岡のお茶農家であった。静岡も落花生の産地として有名なのである。 千葉だけではない。ちなみに、千葉でもこのように茹でて食べるという。やはり、ゆで落花生はうまいのだ。 流通がめんどくさいのと鮮度が問われるので、なかなかお目にかからないだけなのだ。結局、ふたりで一束分を食べてしまう。

食(私):12時、インスタントラーメンめかぶ&キクラゲ、タマネギ入り。水底のは生卵入り。 ご飯、ぬか漬け。
食(私):20時、ご飯、根菜煮物、春雨とレタスのタイ風スープ、豚バラ肉の塩焼き、キュウリのぬか漬け。ゆで落花生。

奥には里芋が!里芋さ!

[はる食日記 |1998年9月21日 ]

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