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1998年9月14日月曜日 1998年9月2週 (はる食日記)

 

10日のピクニックご飯全景

 

 


 

1998年9月8日(火) 曇りのち晴
 久しぶりの青空を見る。8日の午前3時過ぎから、大リーグ・シカゴカブス対ニューヨークカージナルズの試合があり、 ソーサとマグワイヤのホームランダービーを見るために昨夜から寝ずに起きていた。第一打席でマグワイヤが大リーグ記録に並ぶ61本を打ち、 ソーサを3本差に引き離す。試合はその後膠着してしまい、4時半には寝ていたようだ。
 取材の電話でたたき起こされる。とは言え、昼前。相手に文句を言えるわけではない。
 ファクスの部品が壊れ、受信後うまく印字できなくなったり、パソコンで文字化けが頻発したりと、今日は機械運に恵まれておらず、 応急措置などに追われて過ごす。またぞろ、機械虫が頭の中をはい回り始め、FAXを買おうか、それともパソコンの1台をFAXサーバにしようか、 マザーボードも交換したい、アップグレードしたい、BIOSの更新してみるか、などなど、危険なことを考え始める。とりあえず、 年末までいじくり回しはしないことにしているので、一生懸命機械虫を頭から追い出した。
 午前2時頃に、水底パンを3つほど食べた。問答無用の夜食。先に私が目覚めたので、起きてからまた2つ3つパンを食べる。 たくさんあるからいいのだ。
 午後2時頃に、朝ご飯をふたりで食べ、午後8時頃にようやくまっとうにご飯を食べる。今日の夕ご飯は、竹輪の磯辺揚げとサツマイモの天ぷら、 エボダイの開きを軸に、和食風に決めてみた。白いご飯は昨日の昼以来なので、ふたりともがつがつ食べる。

食:2時、パン、マヨネーズ、お茶。
食:12時、パン。私のみ。
食(水):14時、炊き込みご飯、カボチャサラダ、ワカメの酢の物、ナスのぬか漬け、トウモロコシ。
食(私):20時、ご飯、ワカメとネギと豆腐の韓国風味噌汁、油揚げ焼き、竹輪の磯辺揚げ、サツマイモの天ぷら、エボダイの開き、 カボチャサラダ、ナスのぬか漬け、枝豆。

 


 

9月9日(水)晴
 大リーグ・マグワイヤ選手62本記録達成。ところが、中継は見ていない。朝から、夕方まで5カ所ほど用事で都内をうろついていたのだ。 久しぶりに朝からずうっと歩きづめていて、ふと気が付くと、出がけにトイレで小便をしてから、一度もトイレに入っていなかった。 久しぶりに晴れて、30度を超え、暑かったので汗で出てしまったのだろうか。いや、少々脱水症状気味になっていたようでもある。 慣れないことをするもんではない。
 用事は1日ひとつかふたつにしておきたいものだ。
 朝は、とにかく起きて、ご飯を食らって、満員電車に乗って、用事を済ませて、そこらでファーストフード天丼を食べ、さらに用事を済ませて、 水底と落ち合い、少々腹が減ったので、ふたりで立ち食いそばを食べ、もう一用事を済ませて、今度は帰りの満員電車に乗って帰宅。ふうう。 1年ほど前まで、毎日事務所に通っていたのが信じられない。
 しかし、歩くと煙草の煙、立ち止まると煙草の煙、ふと見ると、横で汗をかきながら煙草に火をつける男性、喫茶店でも煙草、歩き煙草の女性、 煙草、煙草。すごく苦しい。どうして、こんなにみんな煙草を吸うんだろうか。特に、駅の階段。電車で吸えないのがストレスなのか、それとも、 電車から降りて人いきれから逃れたのが嬉しいのか、スパァ。
 公共の場で吸うなよ。

食:8時、ご飯、竹輪の磯辺揚げ、ナスのぬか漬け、カボチャサラダ。私のみ
食:12時、ファーストフード天丼。私のみ
食:12時、パン3個(小さいのよ)、水底のみ
食:18時、きつねそば(私)、冷やしとろろ卵そば(水底)
食:23時、ご飯、オカヒジキとネギの味噌汁サツマイモ揚げ入れ、インスタント焼きそば(竹輪、シシトウ、人参、タマネギ)、竹輪の磯辺揚げ、 カボチャサラダ、ナスのぬか漬け、パン。

 


 

9月10日(木)晴
 今日は、ピクニック。奥多摩に行く。大人4人、子どもひとり。川沿いで、ぼんやりと1日を過ごす。川のせせらぎ、 というより急流の絶え間ない音が心地よい。川岸には彼岸花が咲く。ご飯やビールがいつもよりもおいしく感じられる。水底が、おにぎり、 エスニックコロッケ、インゲンのゴマ和えを作る。ひとりは、鶏のタンドール風、ポテトとマッシュルームのカレー煮、水だしコーヒーを、 もうひとりは、ゆで豚肉、コールスロー、ポテトサラダ、モヤシの煮物、ナスの煮物と不思議なお茶を持ってきてくださった。たくさん食べる。
 おにぎりは、梅、辛子明太子、かつお。コロッケは、サツマイモ、ジャガイモ、ラム肉をクミンなどでまとめたもの。
 疲れて帰ってから、しばらくして夕食を食べようと思い立つ。おにぎりとコロッケを持ち帰ってみたが、日中の気温が高かったにもかかわらず、 傷んではいなかった。バリ製のあみ籠に入れていたのがよかったのか。そこで、朝つくったおにぎりなどを食べる。
 お腹はこわさなかった。

食:8時、おにぎりちょっと、コロッケ、水底パンの残り。
食:12時、おにぎり、エスニックコロッケ、インゲンのゴマ和え、タンドールチキン風、ポテトとマッシュルームのカレー煮、ゆで豚肉、 コールスロー、ポテトサラダ、モヤシの煮物、ナスの煮物、ビール。
食:21時、おにぎりの残り、コロッケの残り、おかひじきと板わかめの吸い物。

 


 

9月11日(金) 晴
 ここ数日、梅干しを干している。ようやく土用である。ウナギを食べなければ…。ともあれ、自宅にいることができて、1、 2時間家を空けても雨が降る心配がない日が3、4日続くこと、という条件を待ち続けたら、9月になっていただけのこと。
 我が家にとってはこの数日が土用である。
 合成洗剤問題の資料を80年代までさかのぼって読む。どの市民運動も同じだが、同じ研究者が数名出てくるだけである。 市民サイドで先頭に立って発言するのはとても怖いことで、エネルギーが必要なことなのだ。もっと、たくさん、 自由に発言する人が増えてくればいいのに。読みながら暗くなる。
 水底が風邪気味なので、唐辛子、ニンニク、生姜が入った風邪薬スープをこしらえる。具は、トウモロコシ、枝豆、人参、タマネギ、ししとう。塩、 こしょうと、顆粒フォンドボーで味付け。夕方は、水底に好物のシュークリームを買い、さらに、 リクエストに応えてアサリとイカのトマトソーススパとする。トマトソースは、半月ほど前に、水底が大量生産していたものの残り。 冷凍していたのだ。寝込まれると面倒なので、早いところ直してほしい。

食(私):12時、ご飯、風邪薬スープ、シシトウとナスの豆板醤炒め、納豆、辛子明太子、おかか、 ナスのぬか漬け。
食(私):20時、アサリとイカのトマトソーススパ。ご飯、朝の残り。

 


 

9月12日(土) 晴
 水底が東南アジア食材店でタガメを購入。タイではタガメを干して塩漬けしたようなものを青パパイヤに砕き入れて、 ソムタムというサラダにして食べるそうである。タガメの他、沢ガニも使われるのだが、いずれにせよ寄生虫がいるらしい。 タイでも特に沢ガニは寄生虫の被害がひどいので食べないようにという指導が行なわれているという。日本でもフグなど、 命を張ったうまいものはあるし、アニサキスが怖くても、刺身をやめる人は少ない。食に命を張る人は多い。水底は、 死ぬときは何かに当たって死ぬのだ、と常々言っている。ほどほどにしておくがよい。ちなみに、今回のタガメはサンプルであり、 申し訳ないが食用にはしない予定。タイの皆さまお許しを。
 夕方、買い物に出る。週に1回宅配される無、低農薬の有機野菜セットで暮らしているのだが、野菜食いなので、足らなくなることが多い。特に、 この時期は葉物が少なく、困っている。やむなく、ナス、キャベツ、大根菜、スダチなどを買い求める。もちろん、すべて国産である。 大根菜を購入したのは、葉ものの中で一番量が多く、価格が安かったからだ。ああ、畑がちょっとでもあれば。
 私たちは、オリーブオイルとごま油(圧搾絞り)を常々使用しているのだが、揚げ物などには、国産圧搾や輸入原料を圧搾したナタネ、ひまわり、 紅花油などを使用している。在庫が切れたので、圧搾法で絞った紅花とナタネの混合油を購入。ちなみに、 市販の安いプラスチック容器入りの油に比べると、2倍~3倍の価格になる。しかし、おいしさには変えられない。 安全性や自分の生活圏に近いほうがよいというこだわりもあるが、味がなによりである。食べたときに、おいしく、 身体にも活力が湧いてくるような質にはお金を惜しむわけにはいかない。それに、化学抽出油と違って、圧搾は、作業工程としても 「やろうと思えば自分でもできるが、職人にまかせた方がよい」という範疇に収まっていて、信頼ができる。 どうやっても自分では作ることのできないものというのは、ちょっと怖い。

食:9時、そうめん(私のみ)
食:10時、醤油うどん。
食:13時、カレー麺、羊サテ、鴨焼き、焼き豚、ナシゴレン、空芯菜の炒め物。
食:20時、ごはん、納豆、キンメ干物、キャベツと豚肉の炒め物、わかめとジャコの酢の物、大根菜と豆腐の味噌汁。

 


 

9月13日(日) 晴
 ふとしたはずみで深大寺のそばを食べに行くこととなった。寺の回りには、観光客用の土産物屋が多いのは洋の東西を問わず同じだが、 そば屋ばかりが並んでいるのも珍しい。私は、大ざる、水底はとろろそばを食べる。その後、みたらしとごまだれのそば団子を食べる。 そばばかりである。
 このところ麺が多いので、予定では今日あたり焼きそばをする手はずであったが、とりやめてご飯にする。冷やご飯が残っていたので、 水底がこよなく愛するケチャップたっぷりのオムライスをつくる。鶏がなかったので豚肉を使い、 ついでにゴマ油で炒めたので少々中華風であるがそれもまたよし。オムライスをおかずにご飯を食べるのだ。さらに、豆腐を焼いて、 名古屋名物味噌だれをつけた豆腐田楽や、ワカメのごま酢だれ、蒸しナスなど、野菜をたっぷり食べるようにする。

食:13時、そば。(外で)
食:21時、ご飯、オムライス(キャベツ、人参、葱、豚肉、ニンニク入り)、豚肉入り大根葉と人参、豆腐の韓国風味噌汁、豆腐田楽、 ワカメのごま酢だれ、蒸しナス、ナスのぬか漬け。

オムライス外側

オムライスの中身

 


 

9月14日(月) 晴
 打ち合わせ3本ほど、すべて渋谷にて。コーヒーの飲み過ぎは身体によくない。
 渋谷駅のすぐそばにある公園では、テントを張り、洗濯をしている人や、小屋を立て、日光浴をしている人がいる。 4畳ほどもある立派なテントが立っていたのには驚いた。鳥のさえずりの代わりに車のクラクション、川のせせらぎの代わりに山手線の音、 川の水は公園の水道、サバイバルの食事は都市からいくらでも調達できるのだろう。阪神大震災の時、 神戸に行って見たのとはひと味違う日常の光景であった。
 昼は、打ち合わせを兼ねて天ぷら屋の天丼を食べる。水底は、天ぷら定食。夜は、秋の鶏味噌汁でご飯を食べる。干ししいたけのだしに、鶏肉、 長葱、人参、サツマイモ、きのこ、大根菜、くずし豆腐を入れ、味噌とごま油で仕立て上げたもの。甘く、身体が温まり、 ごはんがますますおいしくなる。これに、ゆずこしょうを入れるとまた美味。

食:8時半、ナスのぬか漬けと梅干しの茶漬け。(私のみ)
食:12時半、天ぷら定食(水底)、天丼(私)
食(私):21時、ご飯、秋の鶏味噌汁、油揚げ焼き、大根葉と桜エビの炒めふりかけ、ナスのぬか漬け、オムライスの残り。

[はる食日記 |1998年9月14日 ]

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